食べるなら、どっち! ? 不安食品見極めガイド/渡辺 雄二 を読んで
ファストフード、ポテトチップス、コーラから野菜ジュース、ヨーグルト、調味料まで。
普段良く食べられている食品、200商品以上を徹底的に調査。
聴くだけで、どちらを選べば良いのかわかる一冊です。
子どもが大好きなジュースやお菓子、ファストフード、冷凍食品……。
健康のことを考えると、こういった食品は食べさせるべきでないのかもしれません。でも、そんなことばかり考えていたら生活が大変になるのも事実。
そこで本書は「チョコ菓子を子どもに食べさせるなら、A社の○○という商品。
食べさせてダメなのはB社の○○という商品」というように、
『より安全だと思われるは食品はどっちなのか?』ということについて
商品に含まれる成分を客観的な分析に基づき紹介しています。
大切な人の口に入るのだから少しでも健康的なものを、そんなお母さんの声に応えたそんな一冊です。
私には、子供もいませんし、50代の初老の身なので今更何を食べようとたいして気にならない立場ですが、食品業界で長年働き、商品開発や品質管理の仕事についている事もあり、添加物についての多少の知識もあり、興味がわきました。
この本を読んで感じた事は、加工度の高い食品は当然多くの添加物が使われており、合成添加物はおすすめできないという事です。
添加物には合成添加物と天然添加物とがあり、合成添加物はコンビニでも商品提案する時は使用不可になっていて、気にしていました。
最近のトレンドで0カロリーとかダイエット〇〇〇など通常品のノンシュガーを謳った商品があり、私も一時期おなかの脂肪が気になりそればかり飲んでいました。
その中で使われている甘味料はやはり合成甘味料でお勧めできない商品なのだという事です。
たくさん、危険な添加物を学習することができましたが、主なものとして、甘味料のアステルパーム、L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース、そして、着色料ではカラメル色素にタール色素、保存料では安息香酸とソルビン酸Kに気をつけて買い物することにしようと思いました。
是非、保護者の方はもちろん、保育園や幼稚園、小学校の先生にとっては読んで損はしない内容だと思います。
私はオーディオブックで散歩しながら聴きました。皆様も試してみてはいかがでしょうか。