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静寂に焦がれ 孤独を愛でる これが詩だと 夏に捧げよう 空白に染みて 面影を照らす これが詩…
紫陽花が濡れている。蒸した森やコンクリ、それらが溶けた空気が佇んでいて、たまにふく風がそ…
私はもう覚えていないけれど きっとあなたが嫌なことをしたのでしょう 私はもう覚えていないけ…
子供の頃、しょっちゅう紺色のオーバーオールを着ていた。 男の子みたいなコーデュロイのオー…
シャンプーを洗い流して目を開けたら またあたらしい一日がはじまる 身体を拭いて、髪を乾か…
まるくて やわらかくて あたたかくて おひさまみたい にこにこして やさしくて あたたかくて …
勘違いしていたんだ どんな時だって常に君を思うことを 愛することだ、と 思う時間の長さを 愛の重さだと 勘違いしていたんだ 君のためなら僕の命を捧げられることが 愛することだ、と 自己犠牲こそが 愛の表現だと 僕が居なくなっても君は誰かを 見つけるだろうから 知らなかったんだ 僕が居なくなった日々を 君が泣いてばかり 過ごすことになるなんて 花瓶の花は枯れているのに 新しい水を与え続けていること 時が止まったその部屋に 君の笑い声が響かなくなったこと 君に
きみのコトバに 噛みつかれ、 ぼくだって いつだって 言いたいことなら あるんだし 蛙ないち…
目を閉じて あなたが 誰だか わからなくなる瞬間 誰でも かまわないという 信頼感 この…
あなたじゃなきゃいけないだなんて 誰も言っていない 私もそうは思っていない あなただって き…
この空が白んでいく迄の間、僕は何を考えていたのだろう。自分の生き様や関わる人の事、そん…
届けよ届け あなたに届け 白くて淡くて柔らかな そっと触れれば温かい ありがとうでは足りな…