
ゲル化剤「ペクチン」②
今回は前回に引き続き、"ペクチン"について
詳しくみていきたいと思います。
◇ペクチンの歴史
ペクチンは、1825年に
フランスの化学者であった"アンリ・ブラコノ"
によって発見されました。
"ペクチン"という名前の由来は、
ゲル化作用をもつことからギリシャ語の
「pektos(硬い)」という意味からきています。
またペクチンの工場生産は欧米で
始まったとされています。
◇ペクチンを使った食品
ペクチンは料理やお菓子作りなど
増粘安定剤やゲル化剤として
使用されているイメージですが、
他にもいろいろな用途に使用されています。
ペクチンは食品添加物として、
主に増粘安定剤(増粘多糖類)として使用されていますが、
その他にも、
・保水性を高める
・乳化剤
・水溶性食物繊維
・胃薬などの医薬品
・サプリメントなど健康食品
というような作用をもっています。
◇ペクチンには健康効果がある?
ペクチンには
・疲労回復効果
・便秘、下痢を解消する
・コレステロール値を下げる
・血糖値の上昇を抑える
というような効果があります。
※bitesjapansquadの投稿:きぴり