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140字小説【依存症】

朝から酒臭い先輩。幾度も喫煙室に出入りする同僚。賭け事好きでいつも金欠の後輩。職場の人間は皆何かの依存症だ。この先やめようとしても、命の危険に晒されでもしない限りやめることはできないだろう。僕はコーヒーを頂きながら、そんな意志の弱い彼らのことを冷めた目で見ている。あ、また尿意が…

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