Elena Iromi

こんにちは、Elenaです。子供の頃から脚本を書くのが大好きでした。社会に出てからは一…

Elena Iromi

こんにちは、Elenaです。子供の頃から脚本を書くのが大好きでした。社会に出てからは一旦お休みしておりましたが、その間も創作意欲はムクムク……そしてまた書き始めて10年になります。このお話も元は脚本ですが試行錯誤しながら小説にしているので、どうぞ温かい目で見守ってくださいね☆

最近の記事

不眠のプロ

こんにちは、Elenaです。 季節も移り変わり 少しずつ涼しくなってきた 今日この頃ですが 皆様 いかがお過ごしでしょうか☕ 夜、眠れていますか🌙? (唐突w) なぜだか不眠について 記事を書きたくなってしまったので 書きます🖊(笑) このお話は、 ・夜眠れない ・寝つきが浅い ・夜中に目が覚める ・朝早く目が覚める ・不眠症と診断された ・夜眠れないから日中だるい等 眠りに関して何かしら 不満を感じていらっしゃる方や ご家族、ご友人、大切な方、身近な方に 上

    • 赤の章第10話脚本Ver.

      <コチニールの学校・庭園 昼> マゼンタ・コチニールが並んで立話をしていると、何者かが二人の背後に立っている。 葡萄「(二人の背後から鬼のような形相で)こんなところで何やってるんですか」 兄妹がビクッとして恐る恐る振り返ると、険しい顔をした葡萄が腰に手を当てて立っていた。

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      • ■イセカイロセカイ赤の章第10話

        兄妹がびくり身を震わせて振り返ると、冷たい表情ながらも瞳の奥を怒りで燃え滾らせた例の彼が自らの腰に両手を当てて立っていた。 (葡萄っ‼) マゼンタとコチニールは同時にその名を心の中で叫んだ。 「あ、この場所が、よくわかったね……」 バレた、と内心冷汗を垂らした兄が何とか言葉にする。 「ええ探しましたから」 眼鏡の彼は険しい顔つきのまま答えた。 ヤバイ、ものすごく怒ってる…… 葡萄が怒ることはよくあることだった。自分たち兄弟に対して、クリムスン家の男たちに対して、何なら頭首に対

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        • マクロビの悲(喜)劇

          こんにちは、Elenaです。 皆様いかがお過ごしでしょうか? 今日は私の食生活体験談を 綴っていこうと思います🥢 でもあくまで個人的な経験や 結果、考えなので 参考程度に軽~い気持ちで 見て頂けると幸いです😊 この記事はこれから マクロビ(マクロビオティック)を 始めてみたい、興味がある、 実際始めてみたけどしっくりこない、 やってすぐ諦めた等々 そういった方向けの記事となります。 それでは早速 参りましょう🎿 さかのぼること うん十年前… 私がマクロビを知

        不眠のプロ

          赤の章第9話脚本Ver.

          <クリムスン家・厨房 昼> 割烹着に三角巾を被ったマゼンタと葡萄がクリムスンと向かい合うように立っている。 クリムスン「そうか。なら刀稽古をしよう」 葡萄は眼鏡の奥で絶句する。

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          赤の章第9話脚本Ver.

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          ■イセカイロセカイ赤の章第9話

          葡萄は絶句した。 今日は朝からマゼンタに服の着方、髪の結び方、我がクリムスン家の概要、簡単な料理を教え、どれも通常であればすぐに覚えられる内容だというのに少女のとんでもない技量により二倍、いや三倍四倍以上の労力をかけさせられ、体も心も脳ミソも疲労困憊を通り越している。だから今頭首が発した言葉はきっと自分の聞き違い、いや聞き間違いなのだろう、そうだろう、きっとそうだろう、そうに違いない、絶対そうだ、それで決定だ。 眼鏡の彼は頭の中でそう思っていた。 しかしその割に大男の瞳は異様

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          ■イセカイロセカイ赤の章第9話

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          赤の章第8話脚本Ver.

          <クリムスン家・庭 昼> マゼンタがクリムスンの目の前に瞬時に移動し、彼を木刀で斬ろうとする。

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          赤の章第8話脚本Ver.

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          飽き性と永遠に愛するもの

          こんにちは、Elenaです。 この記事を見つけて頂いて ありがとうございます。 手の腱鞘炎がだいぶ よくなったので 「何か書きたい❕」と思い立ち 書くことにしました🖊 今回のテーマは 〝飽き性〟です。 私めっちゃ 飽きっぽいんですよ😅 今までの人生 飽きた物事のほうが んま~~~多い💦 子供時代の習い事は ともかく 大人になってから これやってみたい これ学んでみたいって やってはみたものの もって半年かな…… 半年経つと 「もう充分🌟」となり 次のやりた

          飽き性と永遠に愛するもの

          ■イセカイロセカイ赤の章第8話

          それはほんの一瞬だった。 マゼンタがどうしてかクリムスンの目の前に跳び上がっていて、彼の頭上から木刀を振り下ろそうとしていたのだ。

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          ■イセカイロセカイ赤の章第8話

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          赤の章第7話脚本Ver.

          <クリムスン家 深夜> 屋敷がひっそりと佇み、灯りが室内から庭へ差し込んでいた。 <クリムスン家・マゼンタの部屋 深夜> 襖と障子に囲まれた畳部屋の端に重厚な箪笥や楕円形の鏡台が置かれている。しかし縁側の障子だけは開け放たれており、涼やかな春の風が室内に流れ込んでいた。 そして部屋の中央の畳の上には布団が一つ敷かれ、その中にマゼンタが仰向けで眠っている。 彼女の周囲には三人の男が陣取っていたのだが、まずクリムスンと葡萄は彼女の枕元にそれぞれ正座、コチニールは父親であるク

          赤の章第7話脚本Ver.

          ■イセカイロセカイ赤の章第7話

           時刻は午前零時を回ろうとしている。 あんなに賑やかだった男たちの喧騒も今は鳴りを潜め、辺りはすっかり闇に包まれていた。 それは新入りの少女が住まう屋敷も同様だったが、とある部屋の縁側だけは室内の灯りが漏れ、広い庭の一部を薄く照らしている。 その鮮やかな赤紫色の少女の部屋は、薄茶色の畳が敷かれ三方を襖が囲い、襖の前には重厚な箪笥や長らく使っていなかったであろう鏡台が置かれていた。 そして縁側の障子は思い切り開け放たれていたが、夜風が涼しく少しだけ肌寒かった。 けれど部屋の中央

          ■イセカイロセカイ赤の章第7話

          赤の章第6話脚本Ver.

          <クリムスン家 夜> 屋敷が暗闇に包まれ、室内に明かりが灯っている。 <クリムスン家・縁側 夜> マゼンタが浴衣のような服をゆるりと着て、ぐったりとした顔で柱にもたれるように座り、両足を床に投げ出している。 コチニールと葡萄はそんな少女の近くに正座をしながら団扇でパタパタと彼女を扇いでいた。 コチニール「(心配そうに)大丈夫……?」 マゼンタ「ああ……だいぶ楽だ……」 葡萄「まったく、どこの誰が頭■てっぺんまで入れと言いました?しかも何時間も……!」 マゼンタ「だって

          赤の章第6話脚本Ver.

          ■イセカイロセカイ赤の章第6話

           庭園はすっかり闇に包まれていた。けれども屋内に灯った明かりを反射して姿形は何とか判別出来る。詳しい色まではわかりかねるが、雫型の葉をたたえた背丈のある木々、大人の膝下程に整えられた針のような低木、夜でも咲き誇る五弁の花や、反対に全く閉じてくびれた花など、皆思い思いの姿で佇んでいた。彼らは普段決して物言わなかったが、今は屋内の様子を心配そうに窺っている。なぜなら縁側の柱にもたれかかるように新入りの少女が座っていたからだ。彼女は帯を緩めに締めた服を着ているとはいえ、その顔はぐっ

          ■イセカイロセカイ赤の章第6話

          作家あるある?

          腱鞘炎になりました……😭 こんにちは、Elenaです。 この記事を見つけてくださって ありがとうございます。 本日はお知らせです。 冒頭にも書いたように 腱鞘炎になりましたーーーっ😭❕ その為 さくさくと進めて参りますね💦 ■今後について 手首から指先までが イダイっ💦💦 キーボード押せない マウスくりくり出来ない なんでよおぅっ😭⁈ でもまあ 仕方あるまい😥 じゃあどうするか…… 先週から様子を見ていたけど 操作を減らすしかないかも…… となると 作品は

          作家あるある?

          ■イセカイロセカイ赤の章第5話

           彼の短い髪は先端がツンツンと四方八方に立ち上がっていたが、それに負けず劣らず目尻を尖らせていた。 ところが怒鳴られた相手は驚くでも臆するでもなく不思議そうに相手を眺め、 (なんか、怒ってる?)マゼンタはそんな風に思っていた。 コチニールが真っ赤な瞳の彼を振り返る。 「カーマイン?」 「おまえも反対なのか?」 クリムスンも問いかけた。 カーマインはコチニールの隣へズンズンと歩いてくると、 「反対だ反対に決まってんだろっ!」 唾を飛ばしながら吐き捨てた。 「ほらね」 眼鏡を掛け

          ■イセカイロセカイ赤の章第5話

          HSPの世界

          こんにちは、 HSPのElenaです。 HSPとは Highly Sensitive Personの 頭文字を取ったもので (スペル合ってるかな💦) 超~~~~繊細な人のことですね。 皆様よくご存知のことと 思いますが 日本人にはだいぶ 多いらしいです。 五感がかなり発達していて とにかく敏感、とにかく繊細。 そしてこの私も もれなくその一人です。 最初にHSPという言葉を 知ったのは 外国の方が書かれた 書籍でだったと思う。 あ~ 私ぴったり~ なんての