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2023年2月の記事一覧
ナラタビ⑦金魚の街の本屋さん
旅の最後の最後。
どうしても行っておきたい本屋さんがあった。
奈良から近鉄線を乗り継いで20分ほど。
「大和郡山」という街にその本屋はある。
郡山というと福島県が思い浮かぶけど、大和郡山は金魚とお城の街として有名なんだそう。
時間の都合上、お城の方には行けなかったけど、
金魚の気配は町中の至る所で感じられた。
しばらく歩くとお目当ての本屋「とほん」さんが見つかる。
このお店は会社の先輩がお
ナラタビ⑥夢の仏像三昧
2泊3日のナラタビもいよいよ最終日。
雨もすっかり上がってこの日は暖かい小春日和に。
昨日の疲れもなんのその。朝から観光地に繰り出す。
1.興福寺
今日こそ絶対に会いたい人がいた。
興福寺国宝館の阿修羅像だ。
恥ずかしながら、阿修羅が八部衆立像という8つの像の中の1体だということを知らなかった。
他の7つの像ががっつり武装している中で、唯一武装していない阿修羅像。
8つの中だからこそ、その異
ナラタビ⑤夜の奈良散歩
仏像を見たくて奈良に来たのにここまで新薬師寺しか行っていない。
とかく奈良の街は魅力が多いのだ。
奈良には大仏しかないなんていう人もいるが、とんでもない話である。
王道の観光名所で夜間ライトアップのイベントが実施されていることを知り、
防寒対策をして早速出かけることに。
鹿が寝静まった後の道は実に歩きやすい。
まずは興福寺へ。
五重塔のライトアップと東金堂の夜間拝観を行なっていた。
そして大
ナラタビ④乙女の奈良
甲斐みのりさんの著書に「乙女の京都」「乙女の金沢」なるものがあるが、
「乙女の奈良」も作ってほしい、いやむしろ作ろうかというほどに、奈良も乙女心をくすぐるお店が多い。
1.町家カフェ「カナカナ」
高畑エリアからならまち方向へ移動。
お腹が空いていたので、狙いをつけていた町家カフェ「カナカナ」さんへ。
平日でお昼時間を少し過ぎていたけど、次から次にお客さんがやってくる。
それもそのはず、品数と
ナラタビ③高畑エリア
宿泊した奈良ホテルからほど近い高畑エリア。
駅からは少し離れているけど静かでとても雰囲気が良く、志賀直哉がしばらく移り住んだのも納得の環境の良さ。
1.志賀直哉旧居
志賀直哉に関心があるというよりは建築物好きとして旧居に興味があって訪問。
結果として志賀直哉にもとても興味が湧いた。
高畑で書き上げたという「暗夜行路」やはり読んでおきたい。
広くて明るくて静かで、キッチンやお風呂の設備も申し分
ナラタビ②あこがれのクラシックホテル
クラシックホテルへのあこがれ
東京に住んでいた頃、色々なホテルにお茶をしに行くのが好きだった。
ホテルのティーラウンジでゆっくり寛いでお茶をする時間は、
大人になった喜びをじんわりと感じられる至福の時間だった。
本当に素敵だと思うホテルには、その後ひとりで泊まりに行ったりもした。
ちょうどコロナ禍ということもあり、比較的お手頃なホテルステイが叶う時期でもあったので、普段はちょっと躊躇するような