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『最貧困層女子』感想 #読書 #本 #最貧困女子 #鈴木大介 #岡田斗司夫 #ケーキの切れない非行少年たち #健康で文化的な最低限度の生活
『最貧困女子』の感想
— かおり (@iRoakg) January 16, 2022
他の書籍でも指摘されているが、ここでもやはり登場する女性たちには知的障害がある(可能性がある)旨が指摘されていた。一筋縄ではいかない問題だと痛感する。 #本 #読書 #最貧困女子https://t.co/xi23vMssxH#ブクログ
岡田斗司夫さんの動画をよく見る。
オタキングと呼ばれる岡田斗司夫さんの動画の話題はアニメや漫画に限らず様々で、この本もその動画の1つで知った。
※『最貧困女子』に触れているのは26:00頃
正直、これ系の本は有効な解決策を提示出来ないことが多い。
様々な問題が絡まり過ぎて、どこから手を付けるのかよく解らない。
感想、とは言っても全てについては難しいので、貧困に陥ってしまう女性に(他にも様々な要因があるが)知的な障害があるケースがある、というところに触れたい。
貧困と犯罪(加害者としても被害者としても)は近くに存在し、さらにその近くにいる人たちの知的な障害について指摘した本は他にもある。
有名な『ケーキの切れない非行少年たち』もそうだし
また、漫画『健康で文化的な最低限度の生活』も現在コミックの最新刊の貧困ビジネスの話では、知的障害があるのでは……というくだりがある。
それ以外でも、世代を渡る貧困、虐待、そこからくる受けられない教育……と“原因”となるものが多すぎて、本当に出口がないのだけど。
強いて、もう1つ感想を言うなら。
虐待をする親から逃れて、逃れた先で貧困に落ちていく女性もいた。
ニュースで、虐待の果てに親元に戻されて死んでしまった子供の話が出るたびに、助けることが出来なかったのか、という話になる。
しかし、それならば彼女たちの一部は正にその環境から自力で生き抜いた存在とも言えるのではないだろうか。
私たちが軽々しく言う「助けられなかったのか」が実現した先の現実がこれだとしたら。
彼女たちの人生って何だろう、と思う。
様々なケースがあり過ぎて、出口もなくて、杓子定規な制度が一層彼女たちを追い詰めていく。知ってどうなるのか解らないけど、知ってることで違うかもしれない本。 #本 #読書 #最貧困女子 https://t.co/GM8lsKvRfH
— かおり【役に立たない読書生活。】 (@iRoakgbookstore) January 16, 2022
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