太宰治賞への応募は諦める。だって、文学フリマに気持ちが向いちゃったんだもの
文芸公募勢の、のののです。
12/10締切の第41回太宰治賞に応募しようかと思っていたんですが、諦めまーす!(元気よく)
少し早いですが、公募1年目はこれにて終了です。
今年応募したのは『文藝賞』と『神戸エルマール文学賞』と『群像新人文学賞』の3つでした。『文藝賞』と『神戸エルマール文学賞』は落選し、『群像新人文学賞』は結果待ちという状況です。
少し振り返っておきます。
去年の11月、文学フリマ東京37に「彩ふ読書会」として出店し、読書会参加者有志とともに『彩宴3』を作って頒布しました。文学フリマに出店するのは三度目だったのですが、少しモヤモヤの残る結果となりました。楽しかったはずなのに、何だかモヤモヤ……その時の記事はこちらです。
ついでに自分たちで作った本を課題本にして読書会を行った回はこちらです。
今年1月、東京、大阪(のちに京都も)の各会場毎に彩ふ文芸部を立ち上げました。
これまでは文学フリマに向けて執筆していたわけですが、「自分の好きなタイミングで書ける場」としてスタートしました。で、せっかく立ち上げたのなら何かしらの企画とかやっていきたいなあなんて思っていた矢先のことでした。
公募に挑戦したくなってしまいました、私が。
SNSで宣言して自分を追い込みつつ無事に応募!その勢いのまま文芸公募勢として名乗りを上げました。年間の応募予定先等をまとめたページがこちらです。途中から更新がめんどくさくなって止まってますが、予定立てたりするの好きなのでこういうことやっちゃいますな界隈在住者です。
応募した賞の結果が分かる前に次の応募を済ませておいて、落選したときの精神的ダメージを少なくするためのスケジュールを組んでました。が、失敗しました。迂闊すぎました。
何とか気合を入れ直し、群像新人文学賞には応募できました。
で、予定では今頃は太宰治賞に向けて執筆を開始しているところなんですが、上にも書いたように「応募した賞の結果が分かる前に次の応募を済ませておいて、落選したときの精神的ダメージを少なくする」ために応募しようとしているところがあるので、その点でいうと太宰治賞への応募はあまり意味がないんですよね。群像新人文学賞の一次選考結果発表が4月上旬なので、それまでは大丈夫になっちゃったんです。で、3月末までには文藝賞かどこかにまた応募する予定でいるので、そんなに焦ることはないと、そういう状況でございます。
でも太宰治賞は50ページ書けば応募できるしなーどうしようかなーと思っていたところだったのですが、
先日、文学フリマ東京39のWEBカタログ公開とブース配置の発表がありました。
文学フリマ東京39に今回も「彩ふ読書会」は出店します。
ブースはM-59に決まりました!新刊情報はこちらです。
今回私は不在なのですが、へっけさんとshikadaさんが個人で本を作ってまして、彩ふ読書会のブースで出店します。初の試みです。彩宴も販売します。あ、ちなみに彩宴3は残り3冊で完売です!!お早めにー!!
当日不在ではありますが、必要な物品の準備やら告知やらでお二人とやりとりはしてまして、こう、やりとりしていると、うずうずと……うずうずと……
ぶんがくうううふりいいいいまあああああああ!!!
となってきたわけです。だって、楽しそうなんだもの。公募、楽しいけど、孤独なのよね。文芸部活動も立ち上げたのに疎かにしちゃっていたし。もっと執筆関連でもわちゃわちゃしたいんだもの。
というわけで企画してみました。
思いついたら見切り発車!
それがのののクオリティ。
(↑こちらの企画は既に募集終了してます)
文学フリマに出店するかは置いといて、同人誌を作ろうぜ!ということで、大阪彩ふ読書会+のほうで企画してみました。
「彩ふ読書会+」とは、定期的に開催している読書会とは異なり、希望される方が一定数集まった場合に開催決定となる不定期企画です(現在は大阪のみです)
募集開始したら彩ふ読書会+企画史上最速で定員となりまして、めちゃくちゃ嬉しかったです。開催決定となり、集まる日も既に決まりました。ちなみに先日同じく大阪彩ふ読書会+で行った「執筆について語る飲み会」もめちゃくちゃ面白かったんですよね。この飲み会と、文学フリマ東京39関連の出来事が、私を太宰治賞応募から心変わりさせたのは言うまでもないですね。
振り返ってみると、去年の文学フリマ東京37から現在まで、結構執筆関連のこともやってきてますね。何だか充実した一年だったなあと思います。
次の予定も決まっているので、一旦はお休みして、私自身の執筆活動は来年また楽しみたいと思います。
皆さま、良いお年を!(早い)
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