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誰でも作れるから唯一無二に思う。二枚一組のハーフな世界。

 些細なものでもストーリー性が深まる気がしている。iris7f(@iris_7f)です。

ーまえがきー

 今回は、ぼくなりのいわゆる組写真について書いていこうと思います。

 突然ですが、最近ハーフサイズカメラからインスピレーションを受け、二枚の写真を一枚にした組写真に興味を持っています。

 組写真と言うと、枚数に制限は無く、あくまで複数枚の写真で一つの作品とするものを指すイメージがありますが、ぼくは上述したようにハーフカメラの仕組みに則り二枚一組というルールを設けてみることにしてみました。

写真を編む。


 事の発端として、ぼくが毎日投稿してるだけのInstagramにこちらの写真を投稿したところ、「ハーフサイズカメラを思い出しました」というコメントを頂いたのがきっかけ。

コメントをいただいた写真

 ハーフサイズカメラと聞くと当然(?)ながらフィルム写真の印象がありますが、ぼくは写るんです以外にフィルムカメラで撮影したことも実物に触れたこともありません。なので馴染みがありません。
 思い当たるならば、過去に知人からふわっと話を聞いたことはあり、面白そうとは思うもののそれまではあまり作例などを調べなかった程度。

 改めて軽く調べてみると、個性的な作例が次々と出てくる出てくる。
 それらの写真を見て、複数枚で構成された組写真とはまた違う世界観を感じたので、フィルム写真は無いのでデジタル写真でぼくなりに組んでみることに。

 やることは簡単で、ぼくの場合はPhotoshopで二枚の写真を並べるだけ。本家ハーフカメラで撮影された二枚一組の作例の場合、本来フィルム1コマの半分だけ使用するので縦構図2枚から構成される横写真となります。

 ですが、ぼくは横写真を撮影するのが好きなので逆の組み方をすることが多いです。

ぼくのハーフ写真

 あくまでハーフカメラに影響されただけであって、ハーフカメラと全て同じにしたいという域に今は達してません。「これぞハーフカメラの再現!」といったものではありませんのであしからず。

【都市】

緑化
ビルとタクシー

【神社仏閣】

 全て柴又帝釈天の庭園です。

奥行き
一ヶ所を別視点で
歩く場所

【その他】

 本来のハーフカメラらしく縦構図二枚一組とか、白黒なども組んでみる。

池袋と東京芸術劇場
色の無い国際フォーラム二枚一組。
色が無いので目が疲れない。
国際フォーラム然り、こういう場所は白黒でもいいのかも。


まとめ

 これ、やること自体は非常にシンプルで、先程書いたようにPhotoshopでもいいですし、その他のツールでも良くて要は写真を二枚並べられれば出来るものです。
 ハーフフィルム的なわくわく感などは薄いですが、自由自在に好きな写真を編み出せるのはデジタルの良い部分なのかなと感じます。その分写真のチョイスが難しい。色々共通している部分はあれど、全部を選択肢にするとあまりに膨大なパターン数なので、ぼくは同日に撮影したものしか組み合わせていません。

 というわけで、誰でも出来るがゆえにインターネットの海では何番煎じになるか分かりませんが、ぼくがその何番目かに立った理由はこんな感じでした。

 シンプルなわりに結構奥が深くて、いくらでも世界観が構築できそう。おまけに、目に見えて唯一無二な写真となると思っています。
 ただ、繋ぎ合わせるだけにせよ二枚の写真を編集し、一枚として組むのは手間ではあります。

 一枚で完成された美しい写真と比べてチグハグな写真になってしまうのは明白ですので、繋ぎ合わせる写真はなんでも良いと言えばいいのですが、どうせなら類似したテーマとか、一枚にした時の視覚的な面白さなどがあると面白いのかもしれませんね。
 何番煎じだけど。

〇iris_7f
instagram

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