『未来の種』事業 in 赤崎(あそぼうさい)
北九州市では、「未来の種」という事業を各地で実施しています。
この事業は、このまちの未来をつくっていく子ども達の育みをテーマとした事業を展開するうえでの、必要経費などを助成するものです。
原資は、太陽光発電による収益だと聞いています。
昨年度からスタートしたこの事業では、こうした活動に積極的に取組む地域が手挙げにより応募し、審査の上、決定した地域で実施されています。
昨年度も今年度もいくつかの地域にこの事業で呼んでいただいています。
この事業について、北九州市市民活動サポートセンターが書かれた記事がコチラ!
7/27(水)に、北九州市若松区の赤崎市民センターで
「未来の種」事業の第1回講座!を実施しました!!
(全部で4回シリーズです!)
もともと子ども講座や、地域活動に積極的に取組んでらっしゃる地域のようで、今回実施するあそぼうさいは、多世代交流や遊び、防災啓発を主眼としていますが、
もっと研ぎ澄ませて、
「環境と防災と自分たちの暮らしが繋がっていることを実感できるような講座にしよう!」ということになりました。
特に指示されてもいないのに、きちんと縦に並ぶ子ども達!
司会進行役の子たちもしっかりと準備してくださっています!
前半は、とにかく各ブースで思いっきり遊んでください!!
地元の若松高校の生徒さんや、地域の皆さんのご協力もあって、6つのブースは大盛り上がり!!
今回、お持ちしたゲームは
このまちの特性や、今回のテーマに合わせたものばかりです。
災害も自然現象のひとつです。
防災は気付きや行動から始まります。
そうしたものに目を向けたり、アンテナを高めていくことが目的です。
後半は、全体進行のもと4つの遊びをしました。
防災グッズ暗記ゲームは、
大人も子どもも、全チームが10項目すべてを思い出すことができました!
「いつか」災害が起きるかもよ?とか、
突然鳴る、あのメール着信音とか、
台風の進路と自分の行動が関係してたりとか、
ゲームや体験・行動を通じて、学ぶことができたと思います。
最後に、おひとりずつ感想を言っていただきました。
「家に帰って確認したい」とか
「自分がどんな行動をすれば良いか分かった」とか
「ゲームの意味が分かった」とか
とても嬉しい感想をお聴きすることができました。
このまちの子ども達を育んでいく。
「教える」というアプローチかもしれませんが、
「気付く」「感じる」「目が向く」というような視線や思いやアンテナを育んでいくような活動ができたと思います。
未来へ種をまき、
このまちの子ども達がしっかりと育っていくように、
見守り、水を与え、光を与え、風を吹かせ、
このまちの中で育っていくことを願います。
赤崎市民センターの職員さんの講座の準備力は、とっても素晴らしかったです!!!
こうした『地域のチカラ』も大活躍され、
ご参加くださった皆さんも、子ども達を育んでいく、これからのますますのチカラになっていってくださることと思います。
赤崎での「未来の種」事業。
自分の暮らしの中にある環境や自然への関心や思いやりが
災害や防災に繋がっていくことを表現していくことを目指しています。
第2回以降の講座も楽しみです!!
今日もご覧いただきありがとうございます!
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