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時が経っていく、忘れないよう繰り返していく

おはようございます。
2025年になりました。
今日は、1月8日。
子ども達は、三学期の始業式です。

ぼくたちの住むまちで、年末にマクドナルド事件があり、生活が一変しました。
犯人が逮捕され、容疑を認めてるようで、ようやく安堵した年越しを迎えることができました。

子ども達が楽しみにしていたクリスマスや冬休み。
公園で子ども達が楽しそうに遊んでいて、それだけのことでも、幸せに感じました。

今朝は始業式。
パトロール活動で、子ども達の通学路に、見守りで立っています。
前回の頃よりも、歩いて登校する子ども達が格段に多いです。
やはり、各ご家庭や子ども達には、不安があったんでしょうね。

一番驚いたことは、
同じ時刻、同じ場所に、こうして立っていますが、
日が射してきたことです。
(冒頭の写真)
以前はこの時刻には朝陽を見ることができませんでした。

たった半月ほどの月日の経過ですが、
季節は、一日一日と進んでいます。
『時が経っている』ことを感じます。

犯罪、災害、事件、事故、そして、戦争や平和。

暮らしを脅かすことに、不安が募り、その都度、備えを進めます。

でも、人は忘れていくものです。
当時の想いや注力はだんだんと減衰していくものです。

それは生きていくための、心の仕組みでもあるんだろうと思います。
人は忘れていく生き物です。

防災の言葉で、
『災害は、忘れた頃にやってくる』と言います。

身を守るためには、忘れないこと、繰り返すことが大切なんだろうと思います。

来週14日には、事件が起きて一ヶ月が経ちます。
こじんまりとでも、何らか防犯まちづくりへの取組みをしたいと思っています。
夜に、オンラインでのミーティング形式を考えています。

これも来週、1月17日には、
阪神大震災から30年になります。
ぼくは40歳です。当時小学生。
この突然の都市直下型の大地震は、とんでもない衝撃でした。

でも、自分が親となり、子ども達にこの経験を伝えきれているかというと、全くそうではありません。
長い歳月で考えると、忘れていくどころではなく、世代を超えて伝えていくということは、相当に難しいことです。

ましてや、ぼくより少しだけ歳下の、子育て中の保護者たちは、阪神大震災を知りません。
忘れてるどころではなく、知らないんです。

30年の年月の経過は、『世代を超える』必要があります。
だからこそ、経験してる、知っている人たちが、伝えていく必要があるんだろうと思います。

この30年が経過した『1.17』。
防災Lab.北九州の皆さんと、時代の流れや災害への備えについて見つめるイベントを企画しています。


改めて、
『時が経っていく』
ということを感じた朝になりました。


今日もご覧いただき、ありがとうございます。




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