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表むきの「やりたいことで生きている」心が窮屈な理由


「好きなことが仕事にできていていいねー」
「活躍してるね!」
「フリーランス自由そうでうらやましい」
「私もやりたいことを仕事にしたいな」
「楽しそう!」
周りからはこんな風に思われているのに
自分の心はすごく窮屈で
「やりたいこと」というよりは「やらなきゃいけないからやっている」
でもそんな本音は言えない、言ったら全てが崩れる感じがするなんてことはありませんか?

ケース1
やりたい!!と思って独立
だけど蓋をあけてみたら売上も上がらず趣味以下の状態
周りや友人にはフリーでやっていくと言ったので
「上手くいっている風を装わなければいけない」
そんな言葉に縛られて自分の心の声を押し殺して
上手くいかないことを続けている状態

ケース2

やりたい!と思って独立
時代に乗ってあれよあれよと上手くいく
だんだん忙しくなってきて「やりたい」だったはずが「あれもこれもやらなきゃ」に変わってきてしまった。頭の中はぐちゃぐちゃ、
新しい発見もなくただルーティーンに。

私は独立して今年で10年。
どちらも経験があります。
辛かった時期です。

自分が大切にしている「好き」の感覚がどんどんなくなり
仕事にまったく感情がのらない。

今思えば、自分に呪縛をかけていたように思います。
頭の中の会話はこんな感じ

「周りからの期待に応えなきゃ」
「周りに上手くいってるって思われたい」
「自分で決めたことなんだからどうにか軌道にのせなきゃ周りに笑われる」
「もうやめたいのに、周りにどんな風に思われるか不安だからやめられない」
お気づきになりましたか?
全て「周り」のための行動だったのです。
自分の感情は完全に置き去り。
内側から湧き出るエネルギーは枯渇しているのに
「周り」からの評価に囚われて続けていたあのころ。

ザ・他人軸。

他人軸で頑張っていた私はある日本当に燃え尽き症候群のようになってしまい創作活動をすること自体が苦痛になってしまいました。
この時に「もういいや」とある種なげやりで仕事をばさっと手放してみたのです(もしろんお客様には迷惑をかけないように既に入っている依頼は全うしました)。

時間に余裕が生まれる

好きなだけだらけられる(笑)
Netflixもみ放題

頭の中に余裕が生まれる

自分の中の「やりたいこと」「好き」という感情が少しずつ戻ってくる

数カ月かけてすこーしずつ情熱を取り戻すことができました。

ここで気づいたんです。
「やりたいことだけやったほうが、結果的にうまくいく」
やりたいことだけやる=その他は手放す

やりたいことをやっていて忙しくて手が回らなくなったら
・苦手分野と自分がそこまで興味のないことは、それが得意な人にまかせる

やりたいことだったのに興味がなくなってしまったら
・手放して他のやりたいことをやればいい(めちゃ簡単なのに他人軸だと難しい)。
・他人に公言したから続けなきゃ精神にはさよなら。

もしも外野が「最近はじめたばかりなのにもうやめちゃったのー?」なんて嫌味を言ってきても「うん!もっとワクワクすることに出会えたんだー、幸せー」って返して気に留めないのが精神衛生上良いですね。
いらっとするかもしれませんが
あたなの人生にマイナスな意味で助言や感想を言ってくる人の言葉は受け取らなくていい。さらっと流せばいい。

迷った時にはこの質問を自分に投げかけてみてください
「あたなは何をしている時が一番幸せですか?」

あなたの心が一番満たされた状態、あなたが一番ワクワクしている状態がほんとうのあなただから。


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