#48 何を信じ、何を思い、そして何を発言するのか
日本で暮らす私たちは
信仰の自由 思想の自由 言論の自由
を(現時点では)保障された社会に生きています。
この状況は当たり前ではありません。
世界に目を向ければ
これら3つの自由が制限されている国は21世紀の今でもたくさんあるのです。
遡れば、
歴史上初めて中国を統一した始皇帝は「焚書・坑儒」を行いました。
一人ひとりの信仰・思想・言論の自由は、国家の体制を及びやかすほどの力があること
を皆昔から知っているのです。
国家権力の安定を図るため、この3つの自由を制限している国が今でもある中、
日本という国で暮らす人たちは、ある意味幸せだとも言えるし、
国家のための国民ではなく、国民のための国家
としての「日本」に感謝の気持ちもあります。
一方、SNSなどの様々な媒体を通じて自分の思いを他者に制限されず発信出来る今、その発信内容によって様々なトラブルが生じています。
時には、「自由」を盾にして、他者を攻撃したりする人もいるのもまた事実でしょう。
何を信じ、何を思い、何を発言するのか
この「自由」を与えられているからこそ、
私たちは一人ひとりが、それを適切に扱う必要があるのだと思います。