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青森県八戸市みちのく記念病院において、殺害事件の隠蔽工作が行われている報道に端を発し、病院側の実態が明らかになっています。

ある情報番組に出演していた弁護士は、

 殺人事件が起こったことは病院の管理体制にも問題はあるだろうが、その事象だけを捉えれば病院への責任は、それを隠蔽することに比べれば決して大きくない。警察に通報して、調べてもらう方が安全だ。仮に隠蔽しようとしても、事件は病院内で起こっているわけで、様々な目撃証言があるので、普通に考えて不可能。それでも隠そうとするということは、警察に絶対に病院内に足を踏み入れて欲しくない理由があったと考えるのが妥当だろう

と述べていました。

で実際に足を踏み入れれば、カルテの改竄、認知症の疑いがある休職中の医師をスケープゴートにする、医師ではなく看護師による治療

などなど、衝撃的な事実が明らかになっています。

ではなぜこれらの事実が明らかになったのか。それは内部からの通報だったそう。

内部告発とは、その組織の自浄作用の「最後の砦」。理知性や良心、つまり「自分の中の正義」が組織を正しい道を示していく。

一方、個人の存在は時として組織に対してあまりにも小さい。内部告発によって自身に様々な不利益が被ることが、容易に想像できてしまう。

だからこそ、その最後の砦を死守するためには、正義を掲げる個人を、絶対に保護しなければならない。

そんなこと思います。


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