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2024年に読んだ本 18

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
いっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第18弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)














『伯爵と三つの棺』 潮谷験


1冊目です。
これは小説ですね。

去年、この著者の方の
『スイッチ 悪意の実験』という本を読んで
斬新な設定と
予想外の展開に非常に引き込まれまして

新作が出たので
すぐに購入して読んでしまいました。

これもミステリですね。

舞台はフランス革命が起きたような
18世紀後半で

元吟遊詩人が射殺される
という事件が起きるんですね。

犯人の顔をみんなが目撃しているんですけども
容疑者である男が三兄弟で

見た目がほぼ同じなので
誰が犯人かわからないんですよ。

その当時はDNA鑑定なんかも
存在しないので
科学的に捜査する事も出来ないわけですよ。

そういう設定でスタートするんですけども

この可能性はこういう理由で
潰される
という感じで
どんどん論理的に展開してくれるので

非常にわかりやすいですし

あまり聞いた事のない設定で
最後の最後まで楽しませてくれるので
かなりオススメですね。




『プラスティック』 井上夢人


2冊目です。

これも小説ですね。

2024年の本屋大賞の発掘部門で
「超発掘本!」に選出されていて

書店でも大量に平積みされていたので
最近見たという方も
多いと思うんですけども

刊行されたのは今から
30年も前らしいですね。

30年前というと
僕がまだ生まれてないわけですけども

そのくらい昔やなっていう
単語が結構出てきます。

まずそもそも
54個の文書ファイルが収められた
フロッピーがある
というところからスタートします。

正直ね、序盤

スタートから数ページだけで言えば
ここまで引き込まれたの
久しぶりでしたね

めちゃくちゃ面白い
というか
面白そうな物語がはじまったやんけ
っていうワクワク感が
最初は止まらなかったです。

そこまで長くないですけど
もし興味持った方は
メモをとりながら
読むことをオススメしますね。




『フェイク・マッスル』 日野瑛太郎


3冊目です。
これも小説ですね。

今年の夏頃刊行されまして
調べたところ
デビュー作との事なんですけども

ちょっと正直ね
面白すぎましたね。

今年に入ってから僕が読んだ本の中で
今のところ
最も良かったなと思っていたのが
1月に読んだ『花束は毒』だったのですが
同じくらいの衝撃で
良かったですね。

数年前に読んで
非常に良かったと
何度もnoteで書いている
『ラブカは静かに弓を持つ』
非常に似た部分が多い作品でもありましたね。

まず、一番似ている部分がね
「潜入」というキーワードを
含んでいる事なんですよ。

ぜひ読んで欲しいので
少しだけあらすじ紹介しますね。

まずね、人気アイドルの
大峰という男が出てくるんですよ。

彼がね、3ヶ月
筋トレをしてボディビルの大会で
入賞するんですね。

それをSNSにアップするわけですよ

そしたら、ネット上で

いやいや、そんな短期間でそんな
立派な筋肉つくわけがない
絶対ドーピングしたやろ
って指摘されるんですね。

大峰はそれを否定して
自らがプロデュースする
ジムをオープンするわけですよ。

絶対嘘だ
ドーピングせずに
そんな体になるわけ無いって
炎上するんですけど
大峰は否定し続けるんですね。

そのジムに
雑誌の新人記者である
松村という男が
潜入取材をしに行く
というところから物語がはじまるんですけども

僕が小説の中で
好きだなと感じる要素がね
全て入っているんですよね

これはマジでオススメですね。

すごく新しい設定なのに
革新的な技術とか手法を
使っているわけでは無いので
おそらく
古きものだけを愛し
新しきものを排除するような
考え方を持っている読者にも
受け入れられると思うんですよね。

更に言うと
単純に書物として有益な情報が
多数出現するので
大変入念に取材されたのだと思いますし

読書して
頭が良くなる事って
具体的には少ないと思いますけど

読んだ後にちゃんと知識が増えていて
尚且つエンターテインメント性もあって

明日への活力にもなるような
そういう小説でしたね。

久しぶりに
バイト中に

この本を読みたいから
はやくバイト終わらんかな
って思いましたし

普段は絶対にしない
賄いを食べながらの読書もしてしまいましたね。

今回がデビュー作との事ですけど
2作目出たら
絶対にすぐ買って読もうと思ってますし

誰かにあげるために
もう1冊くらい確保しとこうかなって
ちょっと思ってますね。

文章シンプルで
単純に読めるスピードも
他の作品に比べてはやいと思うので
本を久しぶりに読むという方にも
オススメですね。






はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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