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息子が自動車教習所に通うこと。
今日は予定はない。
しかし、夕飯のメニューは
たぬき蕎麦と、しいたけの肉詰め。
息子がバイト行く前、娘と自分の夕飯時
帰りが遅い夫の夕飯時と
3回たぬき蕎麦を作らなきゃ
いけないことを考えると
起き上がれず
ぐだぐだと12:30まで寝る。
たっぷり8時間も眠ったのに
こんなに眠れるのは眠剤の効果だろう。
昨夜は一錠と少し大きめの1/4の欠片
を飲んだから。
20歳になった息子は
お酒が飲めるようになったことが
嬉しいのか
飲みに行くことが増えた。
いろんなお酒を飲んで楽しみたいのだろう。
お酒を飲んだら運転はできないけど
車の免許を取りたいと言い出した。
前からずっと免許を取りたいと
言ってはいたけど、免許代を除いても
数十万手元にお金がないと不安で
バイトを頑張って貯めていた。
しかしゲーム好きな息子は
プレステ5も欲しいし、ゲーミングPCも
欲しいと欲の皮が突っ張っていて
免許を取るのがまた厳しいという。
自分は進学費用も一切出してなかったし
今回はいくらか息子に出資することを
話したら
即、自動車教習所の入校手続きを
始めた。
自分は車の免許を持っていない。
原チャリの免許も。
自転車しか乗れない。
息子が教習所に通うと聞くと
自分も免許が取りたくなる。
息子が大学に入学した時もそうだ。
自分も大学で勉強したくなる。
人に影響されやすい
というのもあると思うけど
若い時にやれなかったことの
後悔がある。
振袖を着て20歳の記念写真も
撮っていない。
娘には振袖を着せて20歳の記念写真を
撮る予定でいる。
けれど、なぜか切ない。
子供達が自分のできなかったことを
やり遂げてくれる姿を目の当たりにすることは
すごく嬉しい。
感動だ。
しかし、複雑な気持ちも
絡んでいるのは確かだ。
自分はできなかった。
親にしてもらえなかった。
切ない。
切ないからこそ、
子供達には同じ思いをさせないようにと
日々、自分がして欲しかったことをする。
自分の親を反面教師にして。
子供達が大学にいって学んだり
車の免許を取ったり
就職したり
結婚したり
子供が出来たり
充実した人生を送ったとしても
自分の人生の欠けた部分が
埋まるわけではない。
むしろ、子供達が充実すればするほど
自分の人生の欠けた部分が
浮き彫りになる。
この作業はとてもしんどい。
では自分も人生を充実させようと
やりたいこと見つけたり
心地よいことをしたり
好きなことを見つけたり
楽しんだり
するようになってくると
あまり子供達のことはそこまで
気にならない。
自分の人生が充実していないと
人の人生が神々しいものに見えてくる。
自分が親と辛い経験をしたからこそ
その体験を糧にして
子供達にはより良い人生を
生きられるように
最大のサポートをするのが
自分の役目だろう。
ATMに行って来ようと思う。
そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。