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メイク。


自分は基本、外出する時はゴミ出し以外は
メイクをする。

夫とデートする時とか遠出する時は
特に頑張って上手くメイクしようと手間をかける。

冬で乾燥している今は
比較的メイクが上手くいく。


梅雨の時期は湿気でまつ毛がビューラーしても
上がらないしファンデーションは浮くし
アイライナーも滲んでそれはもう見ていられないくらいの酷い顔になる。

メイクについて思うことがあるので
今回は書いてみようと思う。


メイクの効果


面倒くさいんだけど、メイクって。
でもやるとちょっと自分のこと好きになれる。
少し自信もって外出できる。


すっぴんで日焼け止め塗って
眉毛だけ描いて
スーパー行くこともあるけど

週に1回くらいお肌を休ませる日だけ。

ほとんど毎日ファンデーション塗って
眉毛描いてアイシャドウとアイライナー描いて
ビューラーしてまつ毛を上げてマスカラする。

たったそれだけのこと。


なんだけどすごく面倒くさい。


メイクが上手くいった日とか
続けて翌日もメイク落とさずそのまま
過ごしたいって思っちゃう。


メイク落とすのがもったいない。


とか思うのってケチだからなのかな。


メイクした時の自分は
上手くいった日とかかなり自信を持てる日もあったり自己効力感とか高まった感じになる。
それはそれでいいことなんだけど

毎日メイクするのってホント大変。

洗顔

朝晩2回洗顔する。

朝はメイクのノリを良くするために洗顔して
化粧水をつける。

夜の洗顔はメイクを落とすためなんだけど
どうにももったいない気がする。


実際に洗わないで翌日まで
持ち越したこともあるけど翌朝の顔の酷さに
結局洗顔してメイクを落として

再びメイクするという無意味な抵抗をしたこともある。


ファンデーション塗ったまま寝るのが
枕も汚れるし、お肌に悪いかなと思って毎日洗顔してるけど本当は納得いってない。

なんで、毎日メイクして落として
また翌日メイクしなきゃならんの?

なんか繰り返し洗顔→メイク→洗顔→メイク

のサイクルに嫌気が差す時期が訪れる。

すっぴん

今の自分の知り合いはほとんどがメイクした姿で
記憶してるだろうから、いきなりすっぴんで会うことも、もうできない。


すっぴんで過ごす機会が少なくなって
外出する日がウォーキングだけでもあるので
結果毎日メイクすることになる。


ウォーキングくらいすっぴんでも
いいじゃないか?とも思ったりするけど

さすがに眉毛が半分くらいない顔で
外出して見ず知らずの人達に怖い顔をお見せする
のも失礼かと思い、渋々どうしても

しんどい時は日焼け止めクリームを塗って
眉毛を描くだけにしている。


自分のママ友は基本すっぴん。
みたいな人がいて
尊敬する。


すっぴんで隣町とか行けるメンタルの強さ。
眉毛が半分ない自分でも見ず知らずの人達とすれ違える覚悟は自分にはない。


ええかっこしいなのかもしれない。


ちょっとでも自分をよく見せたいという
自己承認欲求かもしれない。

メイクは必要なのか?


乾燥の季節の今、手足も身体もカッサカサ
で横っ腹とか痒かったりして
困るんだけど

メイクが上手くいくことが多いのは嬉しい。

眉毛も思い通りの形に描けたり
アイライナーも上手く描けたり

ビューラーでまつ毛も上がるし
マスカラのノリも良い。

すんごく上手くいった日に
夫に『かわいいね。』とも言われないし

一番見て評価して欲しい人は
無関心なんだけど

それでもメイクが上手くいった日は
気分もいいし、外出もフットワーク軽くなる。

たかが、メイクなんだけど
されどメイク。


でもメイクしないと美しくないみたいな価値観もあまり好きじゃない。

メイク薄くてほとんどすっぴんなのに
全然変じゃない人とかすごく憧れる。


本当はそんな人になりたい。


それには土台が良くないと
叶わないのよね‥‥‥‥。

美しくするにはメイクが必要な価値観がどこからあるのかわからないけど、あると思う。

美しくあらねばならないという価値観に
縛られてるとも言える自分もいる。

女性

メイクすることも髪の毛をお手入れすることや
お肌をキレイに保ったり

衣服や小物を使って
オシャレに着飾って楽しんだり

女性らしさ?みたいな感じがするけど

そこんところ自分は欠けてて
無理してやってるところがある。

うんざりすることないのだろうか?


うんざりすることがある自分は鬱だから?


女性らしい女性を見ると
落ち着かなくなる。

自分ももっと頑張らないといけないような
危機迫る圧迫感などを感じる。

今の自分ではダメだ、とさえ
思ってしまうこともある。

役所での出来事

雑用があって役所に行ってきた。

待合席の前方に派手目な服装の女性と男性の
カップルらしい姿が目に入った。


ただ待ってるだけならいいんだけど
目に余るほどに
やたらといちゃつき

女性が男性にもたれかかったり
背中に手を回したり
肩に腕を乗せたり


と、役所での光景には珍しい異物に感じてしまった。

こんなところで?

様子がどうしても目に入ってしまい
不快な気持ちになったんだけど


隣にいる男性はこのような女性が好きなのか、と
思ったら何故か勝手にガッカリしていた。


男性とはそういう女性が好きな生き物なのかも
しれないし

自分の理想を求めすぎなのかも
しれないけど
(夫も含めて)

役所で見たような女性には自分は一生かかっても
なれないな、と思った。


自分にはないものを持った女性に
羨ましさを感じたのかもしれない。

最後に

本当に同じ女性か?と思うほど
自分は女性とは遠い存在な気がしてしまう。

無理をして女性のように身を装っていることも
多々ある。


しかし、女性のように振る舞ったり
身を装うことで自尊心や自己効力感が高まることは確かにあるとは思う。

頑張り過ぎずに
適度にせっかく生まれた女性を楽しめる心の余裕があれば尚良いと思う。

ネイル料理するのに邪魔だからと
全く興味ないけど

女性という生き物はネイルを楽しんだりすることもあるようだし

いつかネイルサロンに行ってみたい気も
少しはあるけど

今のところは料理をやりやすく素手を楽しんで過ごしていたい。

この先、料理しなくてもいい時期が来たら
ネイルもする気になるのかな。


女性らしさに囚われて
メイクも頑張っているけど
しないで済むならしたくない。

時々楽しむ程度にメイクするくらいが
ちょうどいいけど

そういう訳にもいかない今はまだ
メイクを続けていくんだろう。

この先、シワやシミが増えていくごとに
よりメイクが必要になる年齢になっていく。


早く、メイクとかどうでもよくなるような
誰もがすっぴんの世代になればこの苦しみから解放されるような気がしている。



そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。




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