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心が潤ってパワーをもらった伊勢志摩旅
私は旅行が好きだ。
大学時代は友人と国内旅行から海外旅行まで、アルバイト代をつぎ込み津々浦々巡っていた。大学4回生になると授業も減り時間だけはあったので、アルバイト→海外旅行→アルバイト→海外旅行と繰り返し。イタリア、カンボジア、バリ、韓国、香港、台湾、ハワイ、グアムなど色んな国へ行った。
日常から離れて、初めての場所に身を置くこと。文化の違いに触れることで、世界が広がったように感じる。自分がいつも生活している世界が全てではないと知ることは、知らないうちに凝り固まった思考を柔軟にするように思う。
気軽に旅行に行けない情勢が続いていた、昨今。
「旅行したい」熱が高まる私。定期的に旅へ行かないと、何のために毎日頑張ってるんや、という気持ちになってくる。子どもたちも喜んでついてきてくれるのはいつまでか。旅行がしたい、今なら行っても良いかな。
そんな想いが募って、先日、家族で車で伊勢志摩旅を決行した。
1日目は伊勢神宮と2日目志摩スペイン村へ行くプラン。伊勢神宮は私が行きたかったから、子どもは楽しめるかな?と少し不安もあったが、付き合っていただいた。
伊勢神宮は大学時代に初めて友人と訪れた。初めて伊勢神宮の宇治橋を渡った時、「あ、神様いるな」と思った感覚を、今でも覚えている。霊感など全くない私も、空気が澄んで何かが変わる、神聖なものを感じるのだ。
それ以来、伊勢神宮が好きになって、今回私は確か5回目になるお伊勢参り。子どもを生んでからは、初めての参拝。
伊勢神宮には内宮・外宮と2つの正宮が存在し、外宮を先に参拝し、内宮はその後に参拝するのが良いとされているが、今回は内宮だけお参りすることに。(すみません)
五十鈴川にかかる宇治橋を渡る。俗界と聖界との掛け橋といわれ、この橋を渡るとそこは神域。(写真は子どもの記念撮影みたいなものしかないので、AC画像から拝借)
「えらい神様がいるん~?」と聞いてくる子どもたちに、「神様の代表、みたいな神様がいるねん」とあってるかどうか意味不明の説明をしながら歩く。
奥に進むにつれて、空気が澄んでいくのを感じる。土日とあって人が多く、やっぱり平日に来たいなぁなんて思いながら進んでいく。
参道には太い木がいくつも並ぶ。調べてみると樹齢は400年~900年(!)と思われるとのこと。途方もない年月、ここで根をはってきたんだなぁ。
そして、お参り。
「『一生懸命毎日過ごしますので、みんなが元気でいれますように』とお祈りした」と7歳娘。なんか、立派になったなぁ。私も一緒のお祈りをしたよ。心が洗われる。
そして、ゆったり進みながら、伊勢神宮を後にした。娘は教えてないのに、鳥居のところできちんと深々お辞儀をしていて、感心させられる。近所の神社で教えてもらったらしい。子どもは知らないところで、どんどん成長している。おかげ横丁で色んなお店を見るのも心が躍る。息子に熱望され、箸や箸置きを購入した。
久しぶりの伊勢神宮は子どもと一緒だったので、ゆっくり……とはいかなかったが、心が満たされパワーをもらい大満足。
ホテルでは娘が卓球にはまり(初めてにしてはかなり上手で驚いた)、1時間半くらい卓球をし、最終「卓球でオリンピックに出る!」との宣言が飛び出すに至った。次の日の志摩スペイン村では、4歳息子が大ハッスル。急流すべりにはまり、5回もぐるぐるリピート。全てのアトラクションで待ち時間がほとんどなく、ストレスフリーに楽しめてオススメである。
料理や家事や片付けなどしなくて良いので、すべての時間、ちゃんと子どもと向き合えるのも最高。子どもの色んな表情を心に焼き付けた。あ~可愛かったなぁ。
疲れ切っていた心が潤い、かなりパワーをもらった伊勢志摩旅。昨日から日常に戻っているが、なんだか旅行前より俄然元気な私がいる。
私にとって、旅行は心の栄養なのだ。
このまま色んな状況が改善されて、来年はもっと気兼ねなく旅行を楽しめる世の中になっていますように。
徒然なるままに記した旅行記。まとまりのない文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました^^
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