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今日も世界のどこかで誰かが四六時中「テキストする」危険性について:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-5)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
・テキストをデータ解析(語の関係性の強弱)や、図示(空間的な表現{等高線的な表現とか、時系列とか}にして、発見できた印象的な事例があった
ら教えてください。
・スマホのフリックで書く時と、PCのキーボードで文章を書く時に、感覚が変わったりしませんか。スマホ横書きだと文章の意識が変わる気がします。(かに座)
日常動作としての「テキスト」「テキストする(texting)」は家庭用コンピュータの普及で
「バランスのとれた標準体型」みたいな文章を目指したい?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-4)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト
分析・描写と試考のバランス(29 years old.)
連続講座の第3回では、会場のみなさんにポストイットを1枚配って、ふだん文章を読み・書きするときに悩んでいること、考えていることを自由に書いてもらいました。
外出先で椅子に座らされて、机なしで文字を手書きすると、思いのほか肘や肩に負荷がかかるもので、そのちょっとした変化が文体に緊張を与える気がする。たいてい消せない筆記具を使うからかもしれ
「次の1冊」の費用対効果をどう高めるか?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-2)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト
アマチュアの場合(プロでも?)文章はプロジェクト単位で書かれる。告知は、SNSとか。n作目を読んで、「次も読みたい」と思った人にn+1作目を届けることに成功する割合(リテンションレート?)を上げるためにはどうしたらいいんだろう……と考えがち(25?26?歳)
恐縮ながら、僕はグロース・ハックの専門家ではありません。デジタルマーケティングに分析者として関わった経験はありますが、事業全体の業績管理に
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part1:はじめに)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
はじめに 第3回目の講座は、2019年2月2日(土)に三鷹の上演スペースSCOOLで行われ、2019年5月19日までに講演記録を公表すると決まりました。春が近づくと、日本で働くひとはいつにもまして忙しくなりがちで、いぬのせなか座もその例外ではなかったのです。長らくお待たせして、ごめんなさい。
3ヶ月が経ちました。10連休明けの地下鉄で、大切な短い会議に向かいながら、第3回を担当したぼく(=笠井)
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part2:講座の要約)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
講座の要約第1回の概要 ふり返れば、2018年6月におこなった第1回は、「言葉の踊り場」と題して、日本語による近現代詩の技術表現史を扱いました。鈴木一平が中心となって、萩原朔太郎や北川冬彦、春山行夫、北園克衛、北原白秋、萩原恭次郎、富岡多恵子、安東次男、田村隆一らの作品や詩論を分析しました。
西欧詩の形式の輸入として始まった『新体詩抄』(1882)以降、明治の詩人が七五調を頭に置きつつ、「内面」
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part3:上演用テキスト)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
上演用テキスト 当日の大まかな流れを知るには、このテキストの目次をご覧いただくと手っ取り早いです。上演されなかったし、そもそもする気があったのか本人にさえ疑わしいことが、いくつか書かれてもいます。2019年1月20日に作成が始まり、1月31日に加筆を止めたあと、5月1日までに9回の(誤打による)修正提案がなされています。
構成は全2幕とし、前半は笠井が45分ほど語りました。後半は1回25分の4
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part4:書き起こされた会話)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
書き起こされた会話 今回の講座も、いぬなどの佐藤俊さんが、音源や写真の記録を行ってくれました。その音源をもとに、間投詞や相づち、言い淀みといったフィラーワードを除去して作られたテキストです。元の語りをなるべく損なわないように手入れしたので、台本のない雑談にはおなじみの、説明不足や論理の飛躍、話の食い違いが見られます。あらかじめご了承ください。
2019年2月14日に作成が始まり、2月26日に草
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part5:スライド資料)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
スライド資料 それ単体では読みものにならないので、投影資料は書き起こしテキストに挿入してあります。2019年1月6日から作り始められ、総編集時間は「55:33:00」とのこと。でも、ファイルを開きっぱなしで何もしなかった時間が、80%を超えるんじゃないか。だとすると、制作時間はせいぜい12時間くらい。当日は35~40分で話すつもりが、43分くらいかかりました。
(有料ページには「スライド資料」を
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part6:終了後の感想など)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
終了後の感想など 2019年2月2日18時から三鷹のスペースSCOOLで行われた、いぬのせなかの連続講義 第3回「10日間で作文を上手にスル方法」の関連ツイートまとめです。第1回のまとめはこちら(URL)。第2回のまとめはこちら(URL)。今回メインで扱った笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』をめぐるまとめはこちら(URL)。(もしツイートの使用などで問題ありましたら、@hiroki_yama
もっとみる【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part7:機械翻訳テスト結果)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト
上演用テキストの機械翻訳 googletranslate関数は、どうやら2015年には実装されていたようです。Googleスプレッドシートの任意のセルに自然文を入力し、そのセルを参照する関数を書くと、指定の言語から言語へ翻訳してくれるというもの。2019年4月12日にそれを知って、上演用テキストの全文で試してみました。日本語を英語に、またその英語を日本語に翻訳しています。
産業翻訳の粗訳にはぎり
【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8:いただいたメモとその応答)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト【更新準備中】
いただいたメモとその応答 そんなことを考えながら、みなさんにいただいた「メモ」への応答を作っていきます。なにせ、「10日間で作文を上手にスル方法」ですからね。いっぱしの方法全書を作れるほどの腕力も知識も経験もまだないけれど、ちょっとした手がかりを掘り当てるくらいは成し遂げられたら。合わせて35枚あり、毎週1枚ずつ応えるとしたら、9週間ほどで仕上がる計算です。6月から始めるとして、学生たちの夏休みが
もっとみる【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part9:編集されたテキスト)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト【更新準備中】
編集されたテキスト 正直に打ち明けると、「4.1.じっさいの発話を模した書き起こしテキスト」から「5.1.加筆を受けた再加筆の完了」に至るまでに、どれくらい時間が経つか分かりません。
書き起こしテキストはいまのところ61,323文字で、目次や引用を除いても500文くらい。これがどこまで増えるか見ものです。みんなの構想は、この講座の枠組みには早々に収まらなくなっていて、独立したテキストとして分流