魑魅魍魎の俺のメモ
毎日更新をする中で、メモが何より重要やと思うんですよ。
俺のような雑記noteは毎日書きやすいとはいえ、やはり書くことが思いつかない日もありますし、逆に3つも4つも書きたいことが浮かぶ日もあるわけです。それをストックしておく為に、メモを取ることほど重要な事は無いんですよね。なんならメモさえ取ってれば、毎日更新なんて気合いでなんとかなりますからね。
そんなメモですけど、記事になるものもあれば、ならないものももちろん存在します。
俺のメモの取り方として、noteに書いたら消す、書けないものはどんなものであれ残しておく、って形にしてるんですけど、この前ビビりました。
メモ帳の文字数が、3万字を超えている。
3万字ですよ。「こんなしょうもない事を書くのか?」で有名なこのnoteですら記事に出来なかった駄文が、3万字以上携帯に残されていたんですよ。こんなもん、新手の環境破壊ですよ。
ただ俺のルール上、noteに書かない限りメモから消すことができません。「高速に乗ったらカレーを食わないといけない。」と言う謎ルールすら、5年以上貫き通してしまう、ルールに囚われる俺ですから、メモのルールなんてそう簡単に破れる訳がないんですよね。
そこで。
このメモを成仏させる為に、とにかく記事にメモを載せようと考えました。
ただコレ、思ってる以上にカオスやったんですよね。
まず俺のメモが、とにかく思いついたことを殴り書きしてるから、ジャンルも場面もぐっちゃぐちゃなんですよ。
例えば「謎プレイリスト」ってタイトルみたいな事が書かれていて、「自販機のお釣りが全部10円だった日に聞きたい曲」「ダブルリーチでビンゴが終わった夜に聞きたい曲」みたいな、よくわからんプレイリスト案が書いてあったりするんですよ。
俺も全然忘れてますから、「手術の約束だったホームランを、打てなかった時に聞きたいプレイリスト」と言う文字を見た時は、どうかしてると思いましたよ。
でもその下に、急に現れるんですよ。
「boaが…」
ピンポン!
「私という戦うボディ!」
「正解!『boaがタイトなジーンズに詰め込んだものとは』という問題、緑お見事。」
なに、この奇文。
この時の俺は、禁止薬物でも注射してたんか?
もう無茶苦茶なんですよね。書いてる本人が忘れてますから、なぜ書いたのかすらわかりません。ただ、まだ記事になりそうなモノの間とかに、謎の短文が、ひょっこり現れる感じがさ、自分の書いた文字やからこそ、めちゃくちゃ怖いんすよね。意味がわからんのですよ。
てか、たまに良さそうのも落ちてるんですよ。例えば、「漫才の発明」ってタイトルで、「シャンプーハットの『この人ら笑ってる』」「とろサーモンの『続行』」「天竺鼠の『やめさせてもらえ』」とか書いてあったりするんですね。
こんなん、お笑い系の記事にできそうじゃないですか。歴史的な系譜を入れながら、芸人の紹介とかもできそうな感じしますもんね。
そしたらその下には、「何故霧吹きの先を回すと直線の水が出るのか」とか書いてあるんすね。まぁ「だから?」と言った内容ですけど、まだわかります。なんか理由があるんやったら、面白いもんになるんかもわからんですからね。
そんな間に挟まってるんですよ。
パワー、敬具、めでたし、の意味
俺は日本語を忘れてたんか。
なぜ、同時にパワーと敬具とめでたしの意味が気になったのか、理解に苦しむんですけど。
「エヴァ知らないのにネタバレ見ちゃおう」とか、「トーマスがどんな話かを知ろう」とかの、シンプルに没になりそうなメモの間に、「マジこいつ何言ってんの?」みたいなんが入ってるんがなんか狂気を感じるんすよ。
完全に当時の状況を忘れてしまっているからこそ、そこはかとないクレイジーさを自分自身で感じる、魑魅魍魎のメモ帳に仕上がってしまってるんですよね。
「俺が死んだら、中学の頃から毎日書いている日記だけは燃やしてくれ」と、俺は周囲に言い続けて参りました。
まさかこの記事をきっかけに、遺言が一つ増える事になるとはな。