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読書(2024/9/11):半村良『太陽の世界』17巻『飛翔する帝国』初見実況

※誤り。ここからしばらく「ブリンゴ」は「ブリンコ」と読み替えて下さい。

※合流点(ベルテム)周辺三国は、チタベルテム(北合流点の意味)、サリベルテム(西合流点)、ベルテムヌク(合流点南)と呼ばれます。今攻撃されている第一の国はチタベルテム国です。結局、合流点周辺三国のうち、襲撃されたのはここだけで、ブリンコ軍は差し当たりその他の国々の襲撃を優先します。

※誤り。「第一国チタベルテムの」賢王と賢宰相です。

※誤り。繰り返しますが、「第一国チタベルテムの」賢王と賢宰相です。だから滅びたのは一国目です。

※誤り。長河諸国の一つ、美術工芸の盛んな「タグル国」は、チタベルテムの隣国ですが、合流点周辺三国ではありません。なんかもうこの辺の実況メチャクチャだな。ちなみにタグル国も後で出てきます。

※アム族の念力使いは、念力で船を飛ばして移動し、あたかも鳥のように見えるため、タンガト(鳥人)という異称を持ちます。

※「カザト」は「カゲル」の誤りです。

※ここで、前々巻で後宮の少女たちに袋叩きにされて死んだはずの王弟ハリトは、実は生きていたのですが、敗戦後発狂して無力化します。前々巻で死んだことが、作者に忘れ去られていて、設定に矛盾が生じたのかもしれませんが、本当のところはどうなんだろうなあ。

※長河諸国「スンガリ国」聖地「テメト・ジャロ(黄色い墓地)」。後で重要な土地として出て来ます。

※アマリスコ(黄色の御方)ことコルは、悪王クヌピと王弟ハリトより数世代前の人物です。

元覇権国家「タナ国」、敗戦国「タリム国」、決戦地「スンガリ国」の三国は、こうして信託統治王カゲルによる新統一再建国家「マール国」となります。チタベルテム国やタグル国はここから地理的に遠いから、今回の話に噛むことがなかったのかも知れません。



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