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読書(2024/9/1):半村良『太陽の世界』15巻『交流と紛争』初見実況

※あちこち誤りがあるので都度コメントを入れていきます。

※正確にはアム族本拠地ラ・ムーの北方属領マテロ国に住む、先住民ヌクト族の旧家であり念力の使える傍流貴族、マテロ家の子弟です。変なやつではあるものの、知恵者と見られていたのは確かです。

※「反ラ・ムー勢力デギル当代トマ一味の鎮圧部隊」とは「トマ一味「を」鎮圧する部隊」という意味です。ルカがトマの配下であるという訳ではありません。

※なお、カゲルはこの船団に乗る訳ではなく、別行動して、別のルートで各国への調査を行います。
まずは故郷であるマテロ国の、拠点である国境警備隊の砦に行き、ここから諸国へ行く、という段取りです。

※「哨戒部隊」「武装隊商」と呼ぶ場合、カゲルの当面の上司になる、ラ・ムー地方豪族で野心家の新興貴族バスラ家の一員バルダの念力飛行舟部隊を意味します。

※この上役が隊長バルダです。信頼できるが油断はならない野心家であることがそのうち分かってきます。

※誤り。ムー大陸はあちこちで、地震やアム族の外征戦争などの様々な理由により沈みつつあり、ヨミトの出自は東とは限りません。ちなみにネプトは作中では「欲望の人」「欲深い者」という意味ですが、おそらくローマ神話の水の神ネプチューンとの語呂合わせという意味もあるのでしょう。

※「カオニ族」は「カオ族」の誤りです。「ニ」は「族」という意味なので、同じ意味の語が二重になってしまっています。

※実はハリトは息を吹き返して、その後も生きています。あるいは設定の矛盾があったのかも知れませんが、そこは正直分かりません。まあやはり討伐されて発狂したらしいのですが…

※「バスク一門」は「バスラ家」の誤りです。ここで名前だけ出て来るバスクはラ・ムーにおける将軍で、当主であるラ・ムー財務庁長官バスラを支える弟で、バスラ家のNo.2です。また、バルダはバスラの亡き兄の息子に当たります。


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