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読書(2024/9/1):半村良『太陽の世界』15巻『交流と紛争』初見実況
※あちこち誤りがあるので都度コメントを入れていきます。
とりあえずこの3日間でやれるだけやろう
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) January 1, 2024
読書初見実況
伝説のムー大陸の架空大河歴史物語#半村良 #太陽の世界
一時期入手が1-14巻と比べて困難だった15-18巻!
まずは15巻『 #交流と紛争 』から
抽象的な物思いに耽る特性があり
家族や周囲から変なやつ扱いされていた
ラ・ムーの貴族の子弟カゲル
※正確にはアム族本拠地ラ・ムーの北方属領マテロ国に住む、先住民ヌクト族の旧家であり念力の使える傍流貴族、マテロ家の子弟です。変なやつではあるものの、知恵者と見られていたのは確かです。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) January 1, 2024
思考能力に極めて優れる
宗教権力の有力者
移民地区大寺院アレフロン寺管長ルカ
(かつて反ラ・ムー勢力デギル当代トマ一味の鎮圧部隊の一員だったはずだ)
彼はカゲルを抜擢し
隊商の一員として雇用しつつ
密命を下す
通常の交易ルートよりさらに外の世界を探検せよ
※「反ラ・ムー勢力デギル当代トマ一味の鎮圧部隊」とは「トマ一味「を」鎮圧する部隊」という意味です。ルカがトマの配下であるという訳ではありません。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) January 1, 2024
カゲルは
「役所は人の秩序を実現するためにある
鳥とかにも何らかの秩序はあるが
鳥に役所はないのは不思議だよな」
とか考える系の面白いやつで
だからこそルカの深遠なる問題意識を共有できるし
任務も適切に遂行できそうだ
そうルカに思われたのかもしれない
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) January 1, 2024
ラ・ムーの民アムは元来遊動民であり探検への志向が強く
争いを忌避する価値観を持ち
念力が使える者もいる(!)
ルカの深遠なる問題意識とは
「アムの各地への拡散と優越と布教は避け難いが
揉め事は極力避けたい
そのため各地の情報が要る」
というものであった
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) January 1, 2024
私は『太陽の世界』を14巻までは読んでいて
アムが念力持ちの平和主義の遊動民だと知っている
んで
「だからアムは世界に拡がり
力のノブレス・オブリージュで
平和主義を布教する」
と来た
予想もしていなかったが
まあそうなるな
正直ここは読んでて興奮してきたよ
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 14, 2024
広義のアム族の一員、漁撈民の由来を持つユレキ族。
技術の蓄積により大型船を建造。大航海時代!
アムの地、ラ・ムーの宗教側の権力者ルカは、
「平和主義的思想と念力を持つアムが外に出たら、それは異文化摩擦と宣教師的侵略につながる」
と懸念している。賢い。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 14, 2024
ルカは、念力持ちで抽象的思考に優れる浮世離れした良家の子弟、カゲルを雇い、奇妙な教育をしていた。
船団の一員と考えても、やや異様なほどの、「捕まった時に脱出して逃げ切る」スキル。
カゲルは、来たるべき大航海と己の任務の過酷さを察し、真剣に訓練する。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 14, 2024
船団の長、好色なユレキスコ。
出航の際に、ルカは急に気付いて伝える。
「異国で子を作るなよ」
あっ。皆爆笑してるが、大事な話!
アムの王祖サハムは異国で女と子を作って秘匿かつ冷遇して、子デギルは初代反ラ・ムー勢力となったのだ。この世界の史実の苦味だ…
※なお、カゲルはこの船団に乗る訳ではなく、別行動して、別のルートで各国への調査を行います。
まずは故郷であるマテロ国の、拠点である国境警備隊の砦に行き、ここから諸国へ行く、という段取りです。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
国境警備隊、広義のアム族、先住民ヌクト系巨漢、ヨナ。
平和主義のアムにしては、異民族に威圧的な敵意がある。
まあ、隊商に毒を盛られることもあるというし、シビアにならざるを得ないか。
(それにヌクトはアム合流前は隣国から食い物にされてた恨みもあるしな)
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
ラ・ムー北部、旧ヌクト系属領、マテロの国。
の、北には、かつて繁栄しヌクトを食い物にしてきたが、今ではアムとの戦争(アムは平和主義なのだが、だからこれは「だいぶ大きな出来事」だ)に負け、衰退して今では交易を生業とする狩猟民カザトがいる。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
狩猟民兼交易民カザトの領域のさらに北には、農耕民ムートの領域がある。
かつてアムの王祖サハムがここで女と出来て子を成し、しかし冷遇して、母は辛酸を舐め、子・デギルは反ラ・ムー勢力と化したのだった。
その当時からムートはアムに不信があったはずだが…
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
カゲルは、雇い主であるラ・ムー宗教勢力の指示で、そこまで念力のないふりをして立ち振る舞う。
国境なので荒々しい北砦の責任者たちや、腕っぷしの平民の輸卒たちに、多少舐められながらも受け入れられるカゲル。
密命なので、味方だろうが力量がバレてはマズイ。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
アムの主たる輸出品は、貴重な真珠と、万能の薬効を持つ薬草と、漁撈民ユレキ由来の塩だ。まあ欲しい取引先は多いだろう。
かつて真珠を巡って戦争になった狩猟民カザトも、今では大人しいものだ(国境の隊商とは顔見知りでもあるので尚更だ)
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
さて、南から北へかけて、アム〜ヌクト〜カザト〜ムートが住んでいる。
東は断崖絶壁と海。
西は?
隊商はカザトに塩を小分けに渡して、そのまま西へ向かい、念力で舟を飛ばす哨戒部隊と合流する。
才能に乏しいが頑張る若造の振りをして溶け込んでいたカゲルだが…
※「哨戒部隊」「武装隊商」と呼ぶ場合、カゲルの当面の上司になる、ラ・ムー地方豪族で野心家の新興貴族バスラ家の一員バルダの念力飛行舟部隊を意味します。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
北の農耕民ムートの領域に入る。
ここで信仰されている神は、大地の女神ムーや、雷神ドールなどがいる。今来たのはドール信仰の地で、交易で富豪になったタイプの王がいる。(いくつかの首長制社会の一類型ではあろう)
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
ラ・ムー北部哨戒部隊は、農耕民ムートの都市と交易しつつ、複数の都市が対立していると、圧倒的な武力で「調停」するのだそうだ。
アムの平和主義が、軍事力を伴い、こんな形を取るとは。
…というか、地方軍閥の暴走では…? ラ・ムー本土は了解しているのか…?
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
カゲルは接待を受ける。
これはあくまで客相手の愛想に過ぎまい。
が、楽しそうにしていれば、少しは楽しいのだ。自分も愛想笑いしていよう。
念波の使える哨戒部隊の上役が、カゲルのひねくれた思考を面白がる。ヤバいヤバい。密命があるのに注目されてはいけない。
※この上役が隊長バルダです。信頼できるが油断はならない野心家であることがそのうち分かってきます。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
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雷神ドールは、ここから西、大陸中央の牧畜民ハラトの神だ。
牧畜には広大な土地が必要で、ハラトは農耕民ムートの領域に侵略し、だからムートの一部にはドール信仰の残滓がある。
今やハラトも牧畜技術の向上で膨張を減じ、ムート内のドール信仰は孤立しつつある。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
復讐と懲罰の否定者、雷神ドールより、豊穣と再生の包摂者、大地の女神ムーの方が、信者を包摂できる。
また、牧畜民の掟のシビアさを農耕民に持ち込んでも通用しない。
哨戒部隊の上役、バルダは、そんなカゲルの異常思考を超面白がり始める。ヤバいヤバいヤバい。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
農耕民ムートの別の町に交易しに行くアム武装隊商。
町民、臨戦態勢!
カゲルは「非武装の方が上手く行く」と主張し、単身礼儀正しく市長相手に交渉を成功させる。度胸だ。
ただ、お追従とはいえ、さっきいた敵の町の悪口は言わない方が…バレたらそっちは出禁では…
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
カゲルは武装隊商の一員として、だが密命を帯びた者として、武装隊商のいかがわしさを見抜く。
最強の財である真珠を、最終的には交易の工夫の末に回収している。
金は天下の回り物だが、そのルートを掌握すれば、そこから得られる富は丸ごと吸える。そういう独占!
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
牧畜民ハラトの地で、武装隊商はある戦を見る。
戦を止めたいカゲルだが、バルダは制する。どちらかが悪い支配者だった場合、なまじ戦を止めると、それは悪い支配者の利益になってしまうかもしれない訳だ。
カゲルはそこで、名前しか知らぬある民を知ることになる。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 16, 2024
大陸の東は地異で沈没した。
そこの出身で、2つの民族がいた。
神を呪う難民、ヨミトと。
「欲深い者」という龍神の名を冠する、運命を切り開く海の交易民、ネプト。
彼らは欲と自由意志を肯定するが、交易で欲深と自分の都合を剥き出しにしてて、嫌われ者でもある。
※誤り。ムー大陸はあちこちで、地震やアム族の外征戦争などの様々な理由により沈みつつあり、ヨミトの出自は東とは限りません。ちなみにネプトは作中では「欲望の人」「欲深い者」という意味ですが、おそらくローマ神話の水の神ネプチューンとの語呂合わせという意味もあるのでしょう。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 17, 2024
ネプトの傭兵として使役されていたヨミト。彼らは特に大陸北西のキナ族であった(東の沈んだところかと思ったら違った)。
アム武装隊商は負傷した彼らをネプト本隊まで連れて行く。
ネプトの下級役人は、慇懃だが己の正義と上下を匂わせるやつで、狡猾な印象だ。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 17, 2024
ところがそこへ、さっきまでヨミト傭兵隊と交戦していた牧畜民ハラトの一派、犬を使役するカオニ族部隊が迫りくる。
こちらのネプト本隊の長、下級役人は逃走(まあそうだろうが、うーん…)。
アム武装隊商は交戦。カゲルの念力は追手に凄惨な同士討ちをもたらす!
※「カオニ族」は「カオ族」の誤りです。「ニ」は「族」という意味なので、同じ意味の語が二重になってしまっています。
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 17, 2024
さて、他のハラトと出会う。なんと、アムの多くと同じく、念力使いだ。
反ラ・ムー勢力デギルのことを思い、警戒するアム武装隊商。しかし、カゲルはハラトのアム、かつてのハラトの王夫婦、ローロとホロのことを思い出していた。
敵か? 味方か?
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 17, 2024
…敵でした。撃退!
背の曲がった小柄な男。
やはりローロとホロの子孫、ハラトの王なのだが、幼稚で尊大な精神だ。
彼もアムの神、ラを奉じてはいるが、その信仰の本義は「我らが友ならざるはなし」だ。
こいつにとっては、「我らが臣下ならざるはなし」!
アカン!
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 17, 2024
他のハラトたちがやってくる。
争いになるかと思ったら違った。事情を説明してくれる。
ハラト統一後、ローロとホロの子孫はあまり増えず、一族内で複雑な婚姻をしていた。
この悪王クヌピ(アムの英雄でハラト初代王ローロの義父の名でもある)はその末裔だ。
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 17, 2024
どうも悪王クヌピの母親やその他一部一族たちがアカンやつで、牧畜民ハラトの王政を牛耳って私腹を肥やしているようなのだ。
アム武装隊商、唖然。
アムの血の入った念力使いが、他所で悪政を働いている。
ラ・ムー本土の指示を乞わねばならん難問ではないのか…?
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
牧畜民ハラトの悪王クヌピは、念力においては十数人力だ。
ダウンしている今のうちにラ・ムー本土に連行して、その処遇を決めねばならない。
もう一つ、まずい話。クヌピは既に30人もの子を産ませていた! 彼らが念力に目覚めたら、それは悪政の盤石化につながる!
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
文武両道のカゲルだけが残り、アム武装隊商は一旦ハラトの悪王クヌピを連行し、ラ・ムーに戻って指示を仰ぐことにした。
カゲルはハラトの若者を連れ、クヌピ一家の巣、北王宮へ偵察。
若者によると、北王宮はさらに北の海辺の異民族としばしば交戦しているという。
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
平和主義のアムの一員として、カゲルは大陸の争いと血生臭さに辟易している。
ラ・ムー東山宗教勢力にも、武力による大陸平定による治安維持を論じる向きがあるようだ。
その気持ちは分かるが、カゲルはこうも疑う。アムが本当に善政を徹底できると言い切れるか…?
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
カゲルは北王宮への潜入捜査で、王弟ハリトを見る。
後宮で無理やり連れてきた少女たちに性的に奉仕をさせている。
そしておぞましい話を口にする。兄王クヌピの娘たちに、いつかは自分の子を産ませてやる、というのだ!
念力の血のためとはいえ…
カゲル、キレた!
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
カゲル、念力で誘導し、後宮の少女たちに王弟ハリトを袋叩きにして殺させる!
先制攻撃も暗殺も放火も上手い手だが、カゲル、とんだ潜入捜査だよ。
(あと母王妃は少年たちに性的に奉仕させていた。どいつもこいつも…)
カゲル、脱出。
北王宮、大混乱!
※実はハリトは息を吹き返して、その後も生きています。あるいは設定の矛盾があったのかも知れませんが、そこは正直分かりません。まあやはり討伐されて発狂したらしいのですが…
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
それとは別に、最初に出航したアム大型船は、奇妙な旅路を辿っていた。(そういえばそもそもカゲルは彼らに随行していなかったのだ。言われるまで気づかなかったぜ)
海賊たちと交戦し、千切っては投げ千切っては投げをしていたというのだ。
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
そして、とんでもない武器の存在を知る。
金属!
大型船、帰還。
船長ユレキスコは王宮に金属の報告をする。
もしこれが矢に付けば、アムの念力飛行船の優位性は崩れる。
冶金技術を持つ民族は、金属はともかく、技術は門外不出だ。
いつか衝突したらマズイのでは…
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そして、もう一つ、別の動きがあった。
悪王クヌピは、結局ラ・ムーへ連行されたのではなかった。
アム武装隊商隊長バルダは、アムの豪族であり自分の属するバスク一門に、こいつを連れて帰ってしまっていた。
何をやってやがるんだ何を。
※「バスク一門」は「バスラ家」の誤りです。ここで名前だけ出て来るバスクはラ・ムーにおける将軍で、当主であるラ・ムー財務庁長官バスラを支える弟で、バスラ家のNo.2です。また、バルダはバスラの亡き兄の息子に当たります。
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
ラ・ムーにとっては、アムの血を引く者が、念力で異国で悪政を布いていた、などという話は到底受け入れられまい。
うーん。地方でブイブイ言わせていたバスク家は、王宮や東山を甘っちょろい善人だと舐めてるが、甘くない王やルカに引き渡した方が良かったと思うよ…
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— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
念力使いは薬で念力を失う。
念力の強い悪王クヌピも、薬で昏睡させて掌握した今、恐るるに足らずだ。
…野心。
バスク家、クヌピのいた北王宮を簒奪して、地方軍閥どころか地方政権になれるのでは?
おい〜。
最悪ふつうに後で征伐されんかそれ…
(16巻に続く)
遅い昼ご飯と昼休みがそろそろ終わるが、 #半村良 #太陽の世界 #交流と紛争 を読み終えられて良かった。
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
なんというか、既知の民族のその後の成り行き、ゾクゾク来る。
大陸全土への冒険譚であるので、そりゃあ盛り上がる。(当事者が「これ侵略にならんか?」と首を傾げながらやってるのも誠実よね)
#半村良 #太陽の世界 #交流と紛争
— 犬神工房 (@nokkaranoumu) June 18, 2024
さらに専業交易民と冶金民が増えてきた。これは怖い。
前者は経済面で、後者は軍事面で、大きく話が動く予感がありますよ。
16巻、どうなるんだ? ということでまた明日から読みます。頑張るぞ!
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