【読書】おのれのキャパを優先する。
なんだか色々とごちゃついてきたような感じがしたので、手元にあるADHDの本を読み返すことにした。相変わらず話が入ってきにくくはあるが、流し読みならできた。流し読み(走り読み、飛ばし読み?)は数少ない特技の一つである。大事だなという要点を拾いつつぱらぱらと進めていく。
今回読んだのは、どうして私、片づけられないの?/櫻井公子 という本だ。副題として、「毎日が気持ちいい!ADHDハッピーマニュアル」とある。前書きに「自責より工夫を!」と書かれていて、やっぱりそうだよな、と一気に本に対する信頼度が上がる。
「片づけられない女たち」を読んだときも「あれ?これ私の自伝かな…?」
となったが、この本も同様である。出てくるエピソードがいちいち当てはまる。今回読み返して思ったのはADHDの解像度の高さだ。それって大事。どうしてこんなにこんがらがるのか、の糸を解くカギになるから。以下、ものすごく思い当たったところの要約。
まさに今日は火曜日、火曜市の日です。「安いから行かなきゃ」って思ってた。(特別遠いわけではないけれど)節約<体調。優先順位を間違えないようにする。あと、前しんどかった時はやってた、「外出の要件は一つだけに限る」というのも復活させたほうがよいかもしれない。スーパー行って、ドラッグストア行って、銀行行って、ガソリン入れて…とかやりがちだけど、そのあと帰ったら何も出来なくなる。キャパシティーを見誤らないようにすること。タイパ<おのれのキャパ。
あと安さでいうと「夜間電力のほうが安いから乾燥機は夜20時以降に」ってやつ。食洗機は夜かけるからまあ自然にできることが多いのだけど、問題は洗濯の方。除湿乾燥機。でも夜って時間ない。ないことも無いんだけど、娘の寝る時間までに干すまで終わらせようとするとちょっと厳しい。夜は夕食の食器の片づけの時間があるから…日中のほうが洗い物ない分、洗濯ゆっくりできる。ので、節約<気持ちのゆとり。あまり気にしないことにする。
そして進んでいるようで進んでいない断捨離。そもそも「寝室をすっきりさせる」のが目的だったはずなのだが、いつのまにか「理想の普段着とは?」みたいなことにすり替わって手が止まっている。あと理想の冷蔵庫、とか理想の掃除、とか意識が毎日あっちこっちにずれている。焦る必要はないにしても、「考えてしまって(様々な理想を掲げてしまって)動けなくなっている」と言える。なのでまず考えるを一旦ストップさせて、考える<動く。
色々たくさん気になるけど、まず一個に絞る。それが終わるまで他は手をつけない、考えなくて良いとする。
少しスッキリした気がする。やっぱり書く=頭のなかから出す、なので思考中毒のけがあるわたしにはとても良い、療法のようなものだと感じる。そして優先順位をつけるのが苦手だけどこの不等号(<)バージョンならやりやすかった。今後も使うようにする。すぐ忘れるので今回読むだけでなく要約して書いて残すことにした。忘れそうになったら振り返ろうと思う。