「スマホやめたい人必見」スマホ依存を克服できれば人生は勝手におもしろくなってしまう!?
SNS、YouTubeと何回かにわたってスマホ依存について書いてきましたが、とうとう最後のボスを倒す時が来ました。
スマホそのものを手放す時です。
現代人はスマホを触るために生きている!?
ファーストフード店に入ると、
私的にけっこう驚く場面に出くわすことがあります。
例えば牛丼屋で、片方の手で牛丼を食べて、
もう片方の手でスマホを操作しているのです。
1人や2人というわけではなく、
ごく普通に見かける光景です。
他にも、誰かと一緒にいるのに、
イヤホンを耳につけたままの人たちもいます。
電車に乗ればいわずもがな、
猫も杓子もスマホの操作に一生懸命です。
スマホの中にある何かってそんなに大事なのでしょうか?
はい!
いち依存ユーザーとして答えさせていただきます。
そうです、私自身スマホ依存者の一人です。
なのでスマホが大事な気持ちはわかります。
でもあれやこれやと手を使って、
少しずつスマホを手放しつつあります。
街中や電車の光景を見ると、
人間はスマホを触るために生きているのではないかと錯覚します。
人は「何のために働くの?」と聞かれた時に、
「生きるためです!」と答えたりしますが、
「じゃあなんのために生きてるの?」と聞かれたら、うっかり「スマホを触るためです」と答えてしまいそうです。
情報が多すぎて頭の中がごちゃごちゃ
スマホを悪者のように書いてしまいましたが、スマホ自体には何の罪はなく、問題なのはそれを利用する人間側の使い方です。
もしもマップアプリがなかったら、私は近所の皮膚科にすらたどり着けないでしょう。
転職の面接では、会社にたどり着けずにすべての選考に落ちるでしょう。
スマホがなかった時代の方々は、どうやって目的地にたどり着いていたのか不思議です。
大切な家族とだって、
離れていてもいつもそばにいることができます。
そう、スマホ自体は最強なんです。
でも、スマホから供給される情報に、
私たち人間の脳はパンク寸前なんです。
「誠実そうだったあの芸能人が不倫?」
「そういえば友人からなんかLINE来てた気がする」
「ゲームのログインボーナスもらわなきゃ」
「アマゾンのプライムセールが今日からか」
処理することがあまりにも多すぎて、脳が追い付いていない。
電報とかで意思疎通していた時代って、何日かおきにしか連絡が来なかったと思うので、情報が大量に降ってくることもなかったと思いますし、一つ一つをちゃんとかみ砕けたんじゃないかと思うんです。
でも今は、瞬時にパッパっと処理しなきゃならない。
WebサイトもSNSも、マッチングアプリも、LINEの返信も、コンマ何秒で処理していかなければならない。
テクノロジーは進化していきますが、人間の頭はそこまで急速に進化することはできません。
で、どうなるかというと、
若いのに物忘れに悩んだり、
仕事が適切に処理できずに、
仕事ができない烙印を押されてしまったりするのです。
思うに、頭の中をもっとシンプルにするべきです。
もっとやるべきことに焦点を絞るべきです。
おそらくですが、天才でも凡人でも、脳の処理能力自体は大きな差はありません。問題なのは、どこに焦点を絞るかです。
仕事が遅い人や、
物事が中々進まない人たちは、
関係のない情報に意識を向けすぎています。
要は、スマホなどで情報を取り入れすぎて、頭の中がこちゃごちゃしているのです。
スマホをやめると人生がおもしろくなってしまう理由
ここまでは現代人が陥っている状況について書きましたが、続いて、スマホをやめた先にあるものです。
スマホ依存を克服した人たちは、
みんな同じ結論にたどり着きます。
スマホ依存に限らず、お酒や、ドラッグや、恋人や、ポルノや、依存とつくものは何でもです。
それは何か。
人生が劇的に変わる、とか、
大金持ちになれる、とか言いたいところですが。。。
それよりももっと現実的な話として、
単純にやることがないという状況に陥ります。
例えば、休日は一日8時間YouTubeを観ている人がいたとして、それをやめるとどうなるか?
めっちゃ暇になります。
わかっとるわ、
その暇をなくしたくてYouTubeを観とるんじゃい!と言われそうですが、そうなってくるともはや卵が先か鶏が先かの世界です。
でも、この暇になるという感覚はものすごく大切です。毎日仕事に追われて「時間がない」が口癖の方々、もしも「8時間好きに使っていいよ」と言われたらどうしますか?
いきなり言われたら戸惑うと思いますが、8時間あれば、何か素敵なことができるかもしれないと思いませんか?
以前私は、会社を辞めた際に、一時的に無気力な状態になり、起きている時間ずっとYouTubeを観ていました。
観ていたのは何にも考えずに観られるアニメで、『トムとジェリー」なんかです。
一話につき50回程度観ていて、
今でも各話のあらすじを話せます。
その当時の私は、やることがないからスマホを触っていて、スマホをやめたら生きている意味がないくらいに思っていました。
でも今、スマホをやめてみたら、一時的に暇にはなったのですが、その暇を埋めるために、何かをやってみようという気持ちになることができています。
暇すぎて何かをやりたくなってくる
誰かを遊びに誘ったり、飲みに誘ったりする
遊ぶためのお金がもっとほしくなる
仕事を一生懸命やるようになる
仕事で成果を出すために勉強するようになる
暇な時間がなくなる
バーチャルな世界から離れ、
意図的に暇な時間を作ることで、
成功のループに入ることができます。
結果的に、嫌でも人生が変わってしまうので、気づいたら「なんか最近人生おもしろくなってきた」というかんじです。
どうやってスマホをやめるか
最後に、じゃあどうやってスマホをやめるか?についてです。
自分に合った克服方法を見つける
これに関しては、失敗を繰り返して自分に合った方法を見つけていくしかないです。
私は日常でお酒をほとんど飲みませんが、お酒をやめるために、禁酒関連の本は片っ端から読みました。
もともとあまり飲む方ではないですが、それでも『禁酒セラピー』を読んで、「このお酒はまずい、なんでこんなもの飲んでたんだ、最後の一杯」とか言いながら、次の日には普通に飲んでました。
でも今は飲み会や旅行以外では飲みません。お酒を飲むと肌が荒れるからです。それが嫌でやめているだけです。
誰もにそれぞれのベストな方法があるはずです。いろいろ試して、失敗しても懲りずに自分に合った方法を見つけていきましょう。
今はスマホ依存克服の教室みたいなものもあって、そこに行く人たちもいるようです。
スマホ依存克服のアプリや、
グッズもたくさん売っています。
ちなみに私は、「FOCUS plant」というアプリを使っています。
スマホを触らずにいると水をもらえて、その水で植物を育てていくゲームです。
植物がかわいいし、
音楽が好きなので、
スマホをできるだけ触りたくないです。
でも植物を育てることに必死になり、危うくゲームに依存するところでした。なんという皮肉でしょうか。
私が失敗した方法
・スマホを別の部屋に置いて触れないようにする
→普通に取りに行って触ります。
・スクリーンタイム
→何事もなかったかのようにパスワードを入れてロックを解除します。第三者に協力してもらって、その人にパスワードを設定してもらえば、うまくいくかもしれません。
・魚を育てるアプリ
→キャラがあまり好みではなかったので、すぐに触りました。
・自分の強い意志に頼る
→「この動画だけ観たらやめよう」が永遠と続きました。
・スマホ依存についての本を読む
→読みながら、もう片手でスマホを触ってた気がします。
私だけかもしれませんが、パスワードをかけるときの自分とスマホをいじりたいと思った時の自分は、別の人間だと考えた方が良いです。奴はなんの躊躇もなくサイコパスさながらにロックを解除してきます。
なので、やはり一番は誰かに協力を仰ぐとか、無理やり予定を入れて、物理的にスマホを触れないようにするのが良いかもです。
長々と書いてきましたが、「私、俺スマホ依存かも?」と自覚がある方は、騙されたと思ってスマホをやめてみてほしいです。
一生と考えると踏み出すのに躊躇しますが、1ヶ月でも十分です。
きっと「あいつが言ってたこと本当だった」と思うはずです。
まぁただ、スマホをやめても、
このブログだけは見に来てくださいね。