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『人口からみた宗教の世界史 ユダヤ教・キリスト教・イスラムの興亡』イスラームの人口動態がわかる(世界の歴史)

 2060年には世界人口におけるイスラム教徒の人口が31%の30億人、キリスト教徒が32%の31億人となり、その後はイスラム教徒が世界最大の宗教になる。日本は鎌倉時代以前は大陸からの移民がなだれ込み同化することで、日本人が出来上がってきた。しかし、日本の労働力不足によるイスラームの外国人労働者の宗教的規範部分が日本に同化することは難しい。そのため川口市のクルド系の蕨のように、エスニック・セグリゲーション化していくのだろう。 本書で注目すべきは、なぜイスラム人口は拡大するかが、次のように明確に示されている点だ。

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