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屋久島の森をあるく

 さてさて、ついに10年の時を経て進撃の巨人アニメ版が先日完結し、これで全ての物語がファイナルになった訳ですが、エンディングがほんとヤバかった!テーマ曲もエモいのだけれどエンディングロールの脇で時が流れていく映像が、想像力を掻き立てられる仕様になっていて頭の中では、まだまだ余韻に浸っていることができました。それを引きずりながら屋久島の森へと旅立った私は、さらに物語の世界へと奥深く引き込まれて、曲がぐるぐると脳内再生される中、緑の中を歩き回ったのであります。

 屋久島の太忠岳、宮之浦岳を縦走した三日間は、それぞれ満足したものでしたが、なかなかのアクシデントもあり、初の避難小屋泊ということもあり、一緒に行ったメンバー以外には理解し難い部分が多数なのでここでは端折ります。

 てなわけで、ほんの少しですが屋久島の写真をお届けします。


飛行機を乗り継ぎ
屋久島へ


千年杉を通り抜け


大木に次ぐ大木
緑の中は気持ちが良い
太忠岳
遠くに種子島が見える


ヒメシャラや
自然の芸術をみて歩き


霧からの
2日目よりどんどん天候が…


百名山、宮之浦岳の山頂では
台風並みの暴風雨をもろに受けたりして
避難小屋で計画を練り直し…


最終日はトロッコ道をひたすら歩き、
荒川登山口へ下山
こういう切り替え、撮っちゃうよね。
昔は山の中から海のそばまでトロッコが敷かれていたんだって


縄文杉はお約束
少し前まで柵はなかったらしいけど
木が痛み出して遠くからのご対面


Mさんに撮ってもらった
Mさんありがとう
お気に入りになりました


帰途につく
この飛行機で鹿児島へ
たった3日間だったけど
中身が濃かった
綺麗な空
山の上から見たかったな
空港でお蕎麦頼んだら
あごの唐揚げが付いてた
今回2匹目!とても美味!なのよ
もちろん頭からバリバリ食べる

 ご覧のように予報通り天気に恵まれず、今回予定していた白谷雲水峡も行けなかったのは残念でしたが、次へのリベンジ山行をすでに考えている私、あごの唐揚げを食べに何回でも行っちゃうんだからね!と意気込んでおります。

 話は進撃の巨人へと戻りますが、10年という歳月は現実の社会情勢も変えていくわけですが、ロシア・ウクライナに始まり、イスラエル・ガザまでこんなにもひどい戦争が起こるとは思いもよりませんでした。アニメの世界観が現実と似通っていて一般庶民の私でさえ、いろんなことを感じてしまうのですから、作り手の皆さんはよりメッセージ性のある仕上げをしたのだと考えています。文明の持つ影と光、歴史は繰り返す、なんとも切ないですね。私などは歴の浅いファンのひとりですが、作り手の皆さま、お疲れ様でした。良き物語をありがとう。ひと言それが言いたくて。


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