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エビの尻尾 高見山

 高見山に行ってきました。冬のご褒美です。

 霧氷で有名な高見山は奈良県。雪山ハイクでは、たくさんの条件が重なって現れる自然の芸術を観に行く。
がっつりとした北アルプスなどの雪山登山には躊躇してしまうけど、低山の雪山ハイクなら愉しめる。(とは言ってもそれなりの装備は必要だけどね)

 去年の暮れから家のことで色々あり、今季は無理かなと諦めていたので、当日を迎える数日前から嬉しくてワクワクした。全国的な寒波が到来し、さぞかしエビの尻尾は成長しているだろう。雪は厄介だと思う人の方が多いけど、楽しみが隠しきれない。エビの尻尾が大きくなるには、強風も条件のひとつだ。けれど、ハイク当日に強風が吹いてもらっては困る。ワガママだけど絶妙なタイミングで、当日のハイクを決行したい。

 前日、家で夕食を終えたらなんだか眠気が襲ってきた。ここでお風呂に入ったら眠気が一気に吹き飛んでしまいそうで、時計を見つめ出かける時間から逆算をした。よし、顔だけさっと洗って布団に入ろう。目覚ましを3時半にセットして、起きたらすぐにシャワーを浴びる。それで7時間は睡眠を確保出来る。こんな方法もあり、と思った。

霧氷バスはまだ運行していないので
コミュニティバスを予約
登山口から歩いて山の奥を見る。
思った通り、霧氷は最高のコンディション
お天気も予報通り。
まずまずかな
どんどん雪景色になって行き、
どんどん美しい世界へ
まだまだだけどテンションは上がる
自家用車だとここまで来れるんだけどね
いやいや勿体無い
歩いて正解👍
鳥居をくぐり、ここから急登になります
白い世界
ガスってて青空はないけど
これはこれでいいんじゃない

 登山靴に軽アイゼンを付けてるから楽だけど、
やっぱり急登はきつかった!気も焦ってゆっくり歩けなかったから反省。休憩を取らなくていいペースで歩かなきゃいけないんだった。

ようやく辿り着いた頂上には、高角神社が鎮座している。

まるでモノクロ写真みたい
ほら!エビの尻尾!
芸術だよね
山上には、結構な人の数
それでもまだ序の口だろう
来週、来月にはきっと凄い人の数
見て!高角神社の避雷針にもこんなに
避難小屋にて昼食
おにぎりは凍るし、寒くて長居できないから
パンなど、ささっと食べられるものを
避難小屋の窓の光が綺麗だった。
うまく撮れなかったけど。
まるで冷凍庫のような避難小屋
見るからに寒そうな写真でしょ
そう!これが、エビの尻尾!
エビの尻尾のように凍りつくってこと
強風ありき
寒いからもう下山しようって…
名残惜しい
手鞠のように凍りついてたり、
冬ならではの美しいものをたくさん観た
霧氷のトンネルを抜けて下山です

 少々風も出てたけど、強風の日もあるからハイクとしては良かった。まだ白い世界に居たかったけど、指先もかじかんでいたし、腹八分目くらいが丁度良いのかも知れない。

これからが本番の霧氷ハイクなんだけど、私の冬のハイクはこれで一旦終わり、残念だけど。

 リーダーは青空が、って言ってたけど私は大満足だった。しばらく余韻が続くだろう。冬のハイキング、最高❣️
また来季も観ることができますように!






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