ブーメランエレベーターに乗る
私の職場のエレベーターは毎朝混雑する。
2列に整列して並び複数あるエレベーターが降りてきたら、満員になるまでエレベーターに入って出発していく。
先日、残念なことに私の手前で満員になり
私は待機列の先頭になった。そうなるとエレベーターの「↑」ボタンを必然的に先頭2名のどちらかが押さなければない。
私はスマホに夢中になってしまい
押すのを忘れてしまった。
「あっ!上ボタン押してなかった!!」
と気づいた時、でも「先頭のもう1人が上ボタンを押しているはず…」と考え、ふとエレベーターを見てみると押されていない。
隣の人を見てみると
私と同じくスマホいじりに夢中になっている。
「スマホいじってないでエレベーターの上ボタン押せや!!」
自分もスマホをいじっていた癖に
とんでもなく綺麗なブーメランである。
まぁ、私が押せばいいだけの話なので、上ボタンを押し、到着したエレベーターに乗り込む。
私は先頭だったのでエレベーターのコントローラーパネル前を陣取った。このエレベーターも満員になり、出発。
エレベーターが止まるごとに
開閉をやっていたがある階でスマホいじりに夢中になってしまい、ドアが開きっぱなしになってしまった。
「あ!!またスマホいじりに夢中になってしまった!」
でもまぁ、コントローラーパネルはもう一つ反対側にあるので、その人がどうして操作していない!?なぜ!?why ジャパニーズピーポー?と考えて反対側を見てみると
そこにはスマホいじりに夢中になっている人がいた。
「スマホいじりだいすき人間かっ!」
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