結婚指輪を良い気持ちで買わせて欲しい。
滾った話
先日、銀座に結婚指輪を探しに来た。
それまでも色々見ていたが、気になるお店があったため、訪問。
その時は予約をしておらず、たまたまそのお店もお客さんが居なかった時間だったため、対応してくれた。
そのお店の営業の女性が対応してくれ、僕たちは数店舗、既に見ていてなかなか決めかねている状況であることを伝えた。
色々と営業の女性が接客してくれるなかで気づいた点があった。
それは「他社を悪く言うこと」だった。
僕たちも、この会社のここが良いけど、ここが良くないなど、他社を良くないと思う点を発言していたが
その誘い文句に営業が乗ってしまうのはどうなのかと思った。
しかし、そのブランドの営業スタイルなのかもしれないし、購入しない大きな理由ではなかった。
営業の女性には申し訳なかったが
長時間、色々と悩んだが今日決めることは出来ないなと思っていた。
それに元々、時間が空いたから飛び込みで来ており、今日決めるつもりもなかった。
そこで僕が彼女に対し
「いったん今日は持ち帰って、もう少しゆっくり考えてみたら?」と言うと
営業の女性も「全然、それで良いと思います。金額も大きな買い物ですし…」と言っていた。
その後も少し悩んでいたところ
営業の女性は、多分数字が欲しいのだろう。
強引にクロージングに入ってきた。
「色々、指輪を見てきて知識もついてきて、実物を見て比較できるのは今だけだと思います。それに今日そんな過程を経て、この指輪に巡り合ったのは運命だと思います。」
こんなようなことを言っていた。
それを聴いて絶対、今日買うのやめよう。と思った。なんならこの人から買うの嫌だなと思ってしまった。
心の中は「なんだこいつはぁ!?自分の都合ゴリ押ししやがって。さっきは別に今決めなくて良いって言ってたじゃないか!!」と滾りまくっていた。
「それってあなたの感想ですよね?」
とは言わず、
(今振り返ると、ひろゆき構文言えば良かった!ちくしょうという気分だが…)
明確に「長い間悩んで、申し訳なかったけれど今日は買わない」とお伝えし、退店した。
この人は
「指輪の営業なのに、自分のこと占い師と勘違いしてる人間」
でよろしいでしょうか?