ダッチマン号で舵輪を握るエリックが、先日のことを回想する。

「立派になったな。私は、お前にボスの座を譲りたい」

ホログラム通信で再会した、ルチアノからの申し出。

「ボス、俺はダッチマン号のキャプテンに返し切れない恩がある」
「ルチアノさん、ごめんね!」

微笑むマリス。
画像1

いいなと思ったら応援しよう!

夢を渡る小説家イーノ
アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。