エルルを心配したロキが、曲がり角を曲がると。
見知らぬ服のおっさんが、彼女の下敷きに。

「これは!?」

数多の魔術に通じるロキには、見えていた。

エルルと彼を結ぶ、絆の糸。
それは、戦乙女が自ら選んだ戦死者との間に結ぶつながりに似て。

「知らないよ、こんな魔術…!」
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夢を渡る小説家イーノ
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