そして、夜が明けた。

レオネは遺体で発見された。災いの種に呑まれた者の末路。
手下の何名かは、館から逃げていた。

「ボス!」
「しばらくは、現役復帰せねばならんな」

ルチアノは元気を取り戻し、一家にこう語った。

「夢から覚める間際、私は抱き合うエリックとゼンタを見たよ」
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夢を渡る小説家イーノ
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