「君にばかり負担をかけて済まない。だが…」

輝く黄金の宮殿。神々の王にひざまずく、一柱の少年神。

「ミーミルの首が、告げたのだ」

聡明さで名高いはずの王が、このときは落ち着きを欠いていた。

「君には敵地に潜入し、炎の巨人を奪取して欲しい」
「ムスペルのスルトを!?」
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夢を渡る小説家イーノ
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