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かわいい父と激しい母と私の介護日記

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ウチの父はとてもかわいいです。その父が突然介護4になりました。これは介護に翻弄される、強い母と私の日常の記録です。
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#入院

かわいい父と激しい母と私の介護日記(9)

かわいい父と激しい母と私の介護日記(9)

再び入院

私が旅行に行ってる間、父の退院が決まった。予定よりも早い。父があまりに、家に帰りたいと訴えるので、まだ菌が少し残ってるけど・・と決めたそうだ。
退院は私の帰宅する日。でも、夜に帰宅するので迎えに行けない。
「1人で大丈夫?」と母に聞く。「別に。大丈夫だよ。」と母。今年3回目の退院で、私達は慣れていてた。

ところが!!
夕方飛行機をおりて、スマホの機内モードを解除したとたん、母からの着

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かわいい父と激しい母と私の介護日記(7)

かわいい父と激しい母と私の介護日記(7)

父の入院

日曜日の深夜から、月曜日へ日付が変わる頃、市立の病院に2週間程度入院することになった父。
ドクターから説明を受けたあと、衝撃の入院の手続きが始まった。

拘束の同意書
高齢なので、入院するとせん妄が起きることがある。危険な場合はご家族の拘束の同意が必要です。深夜にせん妄が出て、ご家族に連絡するのはご迷惑と思うので、あらかじめ同意書にサインを、と言われる。

延命治療
救急車で搬送された

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かわいい父と激しい母と私の介護日記(6)

かわいい父と激しい母と私の介護日記(6)

搬送先が見つからない

救急隊員はすぐに来てくれて、震えてる父のバイタルを計る。全て異常なし。
「どこかツラいところありますか?」と聞かれ「肩が痛いです。」と父。
「いつもの肩こりです。」と母。
こんな時に漫才みたいだ。
原因がわからないなぁと救急隊が悩んでいる。すると、父の震えがピタリと止まった。
再度熱を計る隊員。38.8℃!
「尿路感染か。」と隊員。そうだった。
老人ホームでも何度かあったの

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