簡単豪華なおうちご飯のメニュー/ツール
注:はてなブログからの移行のため、ブログ記事を直接挿入しています。
今回はおうちご飯について。昨年からおうちご飯が増えた方も多いと思います。我が家も平日のみならず、休日の外食も極端になくなり、ほぼおうちご飯になってます。毎日のご飯は考えたり、準備したりするのも大変ですが、少しでも参考になるような記事をご紹介します。
我が家のヘビロテは、タコにタコス、そして鍋です。簡単なのに、どれもおいしく、お酒にもあいます。メインをこれらに決めると、あとは簡単なおつまみだけで十分です。娘もどれも好きで、一緒に作ると特に楽しんで食べてくれます。
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おうちご飯ベスト3 おしゃれそうなのに簡単
自分と妻は共働き、それぞれ出張も結構あって、コロナ前は外食も多かったのですが、この状況になって、娘含めて2ヶ月以上在宅。2人とも料理が好きなので、デリバリーは2回程度、それ以外はずっと自分たちで作るおうちご飯です。
とは言っても、毎回新しくメニューを考えるのは大変。オイシックスでの食材キットと、自分達の大好きな料理、それも簡単だけど楽しい料理で過ごしています。今日はそんなおうちご飯の中で、特にヘビロテのメニューを3つ紹介いたします。
最近もっとも多いのが、タコ。と言っても、海のタコではなく、タコミートのタコ。合挽き肉を炒めて、タコスパウダーで煮込むだけでタコミートの出来上がり。炒めたひき肉は油をしっかりとると、臭みがなく美味しくなります。それにトマト、玉ねぎ、パクチーを刻み、ライムと塩で味付けしたサルサをたっぷりと作ります。市販のトルティーヤやレタスの上に載せて、お好みでチーズやトマトソースをかけます。タコミートの辛さをマイルドにすれば、娘もパクパク食べてくれます。見た目も華やかで、休日の昼下がりからワインと一緒に食べると、幸せな気分になります。
2つ目もタコ。こちらは海のタコを使ったたこ焼きです。たこ焼きはよくされる家庭も多いのではないでしょうか。自分の家ではそれほど変わりたこ焼きをしませんが、出汁をしっかりとって、山芋、明石焼きで使うじん粉などを使って、生地にはこだわります。妻が関西出身ということもありますが、、、娘にはチーズやシラスを入れて、カルシウム補給。大人はパクチーや辛めのソースなどで少しだけ味変を楽しみます。こちらも用意は簡単。家族全員が大好きなので、月に2、3度はたこ焼きパーティーです。
最近流行りの3つ目はサムゲタン。とは言っても、本格的に仕込むのではなく、市販のサムゲタン風スープをつかって、鶏と野菜を煮込むだけ。金曜や土曜に作れば、翌日も食べられて、便利。うどんやヌードルを入れて、娘の朝ごはんや昼ご飯で、スープの活用もできます。
自分も妻もワインが好きなので、ご飯を作りながら飲むのですが、前菜とメインの間や、最後の締めとして、スープがあるとほっと落ち着きます。それでまた、ディジェスティフをチーズなどと飲んでしまうのですが。
番外として、魚のグリルは毎週作ります。作るといっても、魚を買ってきて、おなかにハーブを詰めて焼くだけ。週末は海辺で住んでいるので、新鮮でスーパーでは手に入らないような地元産の魚が魚屋さんや朝市で手に入ります。安いけど優れもののオープンで20分程度焼けば出来上がりです。
皆様もおうちご飯、いろいろと工夫されていると思いますが、何か参考になればなと思います。
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食卓をちょっと豪華にするのは、お手頃だけど高級そうな素材を使うと盛り上がりますね。次の記事で紹介しているのはフォアグラですが、トリュフの瓶詰やトリュフオイル、からすみパウダーなど、冷蔵庫や冷凍庫に保存しておいて、ちょっとだけ使うというのができると、いつもの一品がワクワクするものになりますね。
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お手軽にフォアグラを食べよう!
はじめてフォアグラを食べたのは、20代のなかば頃でしょうか。東京だったか、シンガポールだったか定かではありませんが、どこかのフレンチレストランの1料理として食べたのだと思います。そのときの記憶はあいまいなものでしかないですが、その後、20代の後半に食べたフォアグラ体験は衝撃的に記憶に残っています。
東京の中央線沿線に住んでいて、毎週のように通っていたイタリアンで、その経験は起こりました。24時くらい、店にいるお客は自分ひとり。そんなところに、常連の方が意気揚々と入ってきました。「新鮮でいいフォアグラが入ったので、シャンパンと飲もう!」
袋には1kg近くはありそうなフォアグラが詰まっています。そして、もう一つの袋からは、なんとドンペリのロゼ、いわゆるピンドンが出てきました。「やっぱりフォアグラにはピンドンが一番だよな」、一体、この人は何者なのか?お金持ちでありそうなことだけはわかります。
シェフがフォアグラとピンドンを受け取り、準備をし始めます。「お兄さんも一緒にどうぞ」なんと幸運な日!人生はじめてのドンペリで、焼いた巨大なフォアグラの塊にありつけることになりました。最初は少しずつ味わっていたものの、最後にはフォアグラの濃厚な油をシャンパンで口の中をさっぱりと流すみたいな贅沢な食べ方になってました。
フランスのストラスブールにいったとき、人生二度目のフォアグラ三昧を体験しました。ストラスブールはフォアグラの有名な産地ということで、フォアグラ料理をどうしても食べなければならない。ソテーしたフォアグラに、フォアグラのクレームブリュレ風を白ワインと一緒にいただきました。
この2回の経験で得たことは、フォアグラは一度に大量に食べるものではないということ。油が濃厚なので、最後の方は少し食べるのにまいってしまいます。フォアグラは少量でおいしい、何事も適度が大切です。
他の世界三大珍味であるキャビアやトリュフに比べて、フォアグラは手ごろに入手しやすいのではないかと思います。家の近くのスーパーには大きめの苺くらいの大きさの冷凍フォアグラが400円くらいで売ってます。
お手軽フォアグラソテー
1. 冷凍のフォアグラに塩を少しふり、少量のオリーブオイルかバターで中火ソテー
2. 2-3分でこんがり焼けて中まで火が通ったらお皿にあげる
3. 残った油にバルサミコ酢を少し加えて、弱火で甘い香りがでるまで少し火を通して、ソースとしてフォアグラにかける
もし、フォアグラを見つけたときは、お手軽フォアグラためしてみてはいかがでしょう?
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おうちご飯を楽しくするには、楽しく楽になるツールも必要。家で使っているちょっと変わった思いしろい調理器具を3つご紹介してます。どうしても道具から入ってしまうので、これ以外にもいろいろなツールが家にはありますが、昨年から導入した卓上焼鳥器もヘビロテに入ってます。
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料理って面白い!楽しくなる調理器具 3選!
"まずは道具から"
趣味をするときに、道具から入って、凝ってしまう人、いると思います。自分は"道具から"というわけではありません。でも、面白そうな調理器具を見ると、トライしてみたくなるのが人の常。買って一度しか使わず、棚の奥に眠っている器具は数知れず、ではありますが、今日は自分の家でヘビロテしている、比較的大掛かりな調理器具をご紹介します。
ガン燻製機
アウトドアではにおいも気にせず燻製ができますが、家で燻製をするとなると大変。それに、本格的な燻製はソミュール液に事前につけて、乾燥させてと手間も面倒。自分も、これまで何度か燻製の作り方を試してみましたが、味が濃すぎたり、酸っぱくなったりと、なかなか思うようにいかないときが多くありました。
だけどあの燻製の香りがたまらない、、、事前の準備なく、ほんの少しの香りをつけるだけであれば、このピストル型燻製機は重宝します。また、例えば、透明な蓋のタジン鍋に燻煙を入れて、パフォーマンスとして見せるといったこともできます。単三電池で動き、手入れも簡単。値段は20,000円はしたかもしれませんが、料理を楽しくする遊び道具としては、フォルムも格好よく気に入ってる調理器です。
ラクレット機
正式名称ではなく、自分で呼んでるだけなので名前がいけてないですが、ラクレット機もすごく優れもの。これが導入されたおかげで、我が家のラクレット回数がチーズフォンデュ回数を大幅に上回るようになりました。上下二段が温められる仕組みになっていて、上部で野菜やパン、ソーセージなどをあたためておいて、ラクレットチーズは専用のトレイで下段で温める。トローっととけたところトレイから温めた食材にかけるという非常に簡単な仕組みです。お手入れも簡単、値段も数千円とお手頃で、簡単な準備の割には、少しゴージャスで楽しい食卓になります。
野菜やソーセージはブイヨンで下茹でしておきます、ラクレットは専用のサイズのものもあります
低温調理器
肉に火を入れるのってすごく難しいですよね。牛、豚、鳥、鴨、子羊など種類によっても、部位によっても、そして形や重量の違いによっても、毎回、絶妙の火入れ加減にするのは至難の業です。一番の難しさは火入れしすぎるとたんぱく質の凝固温度をこえた時間が長くなり、肉が固くなってしまうことです。そこで、この低温調理機。肉によって何度で何時間低温調理すれば、火がなかまでしっかり入るというレシピがあり、スマホと連携して調理できます。これで、肉が固くなったり、ぱさぱさしたりしないで、おいしい肉料理を楽しむことができます。肉と料理によってですが、自分は最後にフライパンでざっと焼き目をつけたりソースをからめたりして、仕上げすることが多いです。
水をはった鍋にマリネした肉を密封容器に入れて、スマホで調理開始!
いかがでしたでしょうか?まだまだ、しばらくはおうちご飯の割合も多いと思いますので、せっかくなら面白い調理器具で料理を楽しんでみてはいかがでしょう?
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あとはおうちご飯の記事ではないですが、おまけで2つ。お酒が飲める外食ができなくなってしまって、困ったのは揚げ物。天ぷらと串揚げは大好物なのですが、家ですると油など大変なので、いつも外で食べてました。それができないということで、昨年からは天ぷら、揚げ物もパーティーっぽくできるように、IHの卓上コンロでやったりしてます。串揚げや天ぷらは有名店の冷凍ものが増えたりして、焼鳥同様、お手軽においしくいただけるようになったと思います。
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串揚げがあればパラダイス
今から数年前、東京から大阪に2年間転勤して赴任してました。年度末に会社の新しい組織設計をしていて、大阪にポジションを新しく創設したまではよかったのですが、、、、そこに適任な人が見つからず、ボスに説得され、自分で作ったポジションに、自分をアサインするはめになってしまいました^^; そんな感じではじまった大阪生活ですが、赴任中にはおいしいものにたくさん出会いました。その中で特に特筆すべきものが串揚げです。
二度づけ厳禁!が有名な串カツだるまに代表されるように、串揚げ(串カツ)は大阪の代表的な食べ物です。大阪ミナミの繁華街を歩いていると、いたるところで串揚げの看板に出会います。たこ焼き屋もそうですが、こんなに多くの店があって、やっていけるのかと思うくらいの数です。実際、大阪で行っていた串揚げのお店のいくつかは、アラカルトの提供からセットメニューだけの提供にしたり、いつのまにか別の店になっていたりと、串揚げ屋の経営環境は厳しいものがあると思われます。
現在の自宅の近所に、大阪出身、大阪で修業したまっとうなおいしい串揚げ屋がありました。娘が小さい時から快くむかえていただいてたので、頻繁に通っていたのですが、こちらもつい最近閉店してしまいました。近所には串揚げ屋的な店が2,3はありますが、大阪ほど競合が多いわけではありません。他店の串揚げは、油が汚れて、酸化していて、素材もこだわっているようにはみえません。その串揚げ屋は、間違いなく飛びぬけておいしく、大阪でたべていた上品で何本でも食べられるようなものでした。難しいあられをまぶした銀杏揚げなどは、その腕の良さがわかるすばらしいものでした。
ただ、他の串揚げ店と違うのは、値段。いいものを出しているので、やはり割高になってしまいます。また東京では大阪と違って串揚げを食べる人も、その回数も大阪とは比べ物にならないくらい少ないです。そのため、継続的にお客様の総数を維持することができなかったのだと思います。新鮮な食材にもこだわっていたので、廃棄ロスもかなりにのぼっていたのではないかと推測されます。
それにしても、大阪ではどんな串揚げ屋に入っても、まずい!という串揚げにはほとんど出会いませんでした。東京では、まずい!という串揚げにはよく遭遇します。そういったことも、東京で串揚げが大阪ほどははやらない理由でもあるかもしれません。
妻が関西出身で串揚げLoveなため、近所においしい串揚げ屋がないことは死活問題です。いい串揚げ屋の再オープンは、淡い期待でしょうか。それまでは、少し遠出をしてでも、串揚げを食べるしかないですね。
そういえば、コロナの影響で、串カツだるまのソースもつけるから、かけるに変更されるといったニュースがありました。串カツだるまは大阪新世界ではじめられたお店だそうですが、今回はまた違った新たな串カツの世界を作り出していくのではないでしょうか。大阪に行くことがあれば、どのように変わっているか見に行ってみたいと思います。早く大阪へ串揚げが食べに行けますように。
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天気の良い日は天ぷらにしよう
小学校の家庭の先生に「一人暮らしでの揚げものは厳禁、危ないし、油ももったいない」と言われて、ずっとその教えを守ってきました。家族を持ってからは、家でも娘のピクニックや運動会などで唐揚げを大量にあげたりしますが、あとは少量のオリーブオイルで山菜のフリットやアヒージョを作るくらい。揚げものは大好きですが、基本は外で食べます。
休日の天気の良い日には天ぷらが恋しくなります。なぜなのかはわかりませんが、おそらく百貨店やホテルの景色が良いところで何度も食べてる記憶が、脳に天ぷらを欲する信号を送ってるのだと思います。
今では娘も5歳になったので、天ぷら屋のカウンターでも食べられるお店はありますが、それまでは家族で食べるときは個室がある天ぷら屋でした。毎年の誕生日や海外出張から帰ってきたときには、いつも決まりのお店の個室で天ぷらをゆっくり楽しんでました。
個室の天ぷらに最初に出会ったのは30くらいのとき。築地にある老舗で、文豪たちが通ったという天ぷら屋でした。まだ若いときだったので、個室に生活しているかのように配置されている趣のある調度品に囲まれて、自分達専任の天ぷら職人、自分達だけの天ぷら油というシチュエーションに、すごく大人になった気分になった記憶があります。季節毎のこだわりの産地の食材を揚げてくれるので、一時期、よくお邪魔してました。
一方で、カウンターで天ぷらを食べるのもやっぱり楽しい。娘が幼稚園に行ってるときや、友達と飲んだりするときにはもちろんカウンターに座りますが、天ぷらは1人でカウンターで食べることの方が圧倒的に多いです。天気が良くて、天ぷらが食べたいと思うときは、突然やってくるんです。
天ぷらの醍醐味は、季節を感じられること。自分の誕生日は4月なので、稚鮎や山菜などが出てきて春を感じます。天ぷらはネタを衣につけて揚げるというシンプルな料理だからこそ、素材の良さがダイレクトに味に反映します。もちろん、腕の良し悪しも関係しますが、そこそこいい天ぷら屋さんであれば、みんな腕がいいので、どちらかというと衣や油、揚げ方の好みになるかと思います。
自分はごま油が少なめであっさりしていて、衣は薄めだけど、さくっとして、ふわっとしてる天ぷらが好みです。表現がむずかしいですね。
天ぷらは淡白な海老やイカ、白身のキス、アスパラなどから、味の濃い穴子や野菜などが一つずつ順に出てくるのが普通だと思います。でも、最近よく出会うのは魚介と野菜、肉と野菜など、一回一回がセットのようにして出てくるお店もよくありますね。
変わり種の天ぷらも、シチュエーションで楽しむ天ぷらも好きです。変わり種でいうとアイスクリームの天ぷらとというのを聞いて、ずーっと昔に衝撃を受けました。最近ではいちごの天ぷらが不思議な味で印象に残ってます。
故郷の石川県金沢の天ぷらバーは、深夜に小腹がすいたら、3次会くらいでよく行きます。博多の屋台天ぷらは大好きで、出張のたびにいろいろなお店を探し回ったりします。どちらも雰囲気が楽しい、そして天ぷらも楽しめるというシチュエーション天ぷらです。
今日も天気がよいので、天ぷらが食べたくなってきました。
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ちなみに今夜はエスニック鶏鍋です。ここ2週間を振り返ってみると、しゃぶしゃぶ鍋が4回、それ以外の鍋が2回と、週の半分は鍋でした^^;
読んでいただきありがとうございました!
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