やぎちゃんとの出会い
本当に人生って何が起こるかわからない
だから生きていた方がいいんだ。
死ぬな。
先日、一人旅をしていたんだ。旅先での夕ご飯をどうしようか悩んで、適当に入ったのが某しゃぶしゃぶ屋さん。ひとりで入るにはちょっとなぁ…と躊躇してしまうファミリー向けのお店だった。
店内はそれほど混んでなくて、ちらほら数人がいるくらい。静かでいい雰囲気だった。
セルフで水を注ぎに行くシステムだったから、まずは喉を潤すために、水コーナーに向かった。そのとき、ふと隣に立っていた女性に目が留まった。なんか見覚えがある気がする……。
そうだ、登山系ユーチューバーのやぎちゃんじゃないか！
俺はテンションが一気に上がった。でも、やぎちゃんも一人で食事中だったから、声をかけるのはやめた。なんとなく、邪魔しちゃいけない気がしたからだ。けど、心の中ではめちゃくちゃ盛り上がってたんだ。
というのも、俺自身は登山には興味がなかった。けど、ある日、お店でランチをしていると、若い男性が「好きなユーチューバー」について熱く語っていたんだ。
それで、1人の男性が、やぎちゃんのことをめちゃくちゃ推してたんだよね。それで俺もその場で「やぎちゃんってどんな人なんだろう？」と気になり、検索をかけてYouTubeで、やぎちゃんの動画を一本見た。
それで、「山を登ってみたい！」と思い、ランニングシューズと半袖短パンで、素人ながらに山登りをしたんだ。とてもキツかった。でもすごく達成感があって、その日の夜の温泉は最高に気持ちよかった。
きっかけを与えてくれた人と、まさかこんなところで遭遇するとは…
まさか偶然会うなんて思ってもいなかった。
人生って本当に何が起こるかわからないなって思ったんだ。
奇跡みたいな偶然
こういう瞬間って、人生の中でときどきあるよね。普段の生活では絶対に起きそうもないことが、ふとしたタイミングで起きる。それが偶然なのか運命なのかはわからないけど、どちらにしても、「生きてるからこそ起こること」だと思うんだ。
俺はXをメインに、インフルエンサーとして活動しているけど、この出来事はそんな俺の肩書きとか行動が引き寄せたものじゃなくて、単純に、俺がその日生きていたから起こったことなんだ。
嫌なことあっても、それなりに無様にカッコ悪く生きていても、生きていればとんでもないことが起こったりするものなんだ。
生きてるだけで奇跡は起きる
これを経験して改めて感じたんだけど、どんなに辛いことがあっても、どんなに無価値に思える日々が続いても、生きてるだけで奇跡は起こる。俺がやぎちゃんに偶然会えたように、人生のどこかで「こんなことがあるんだ！」って思える瞬間が必ずやってくる。
最近、SNSや周りの目を気にして「自分には何もない」「生きてる意味がわからない」って感じてる人も多いと思う。でも俺は思うんだ。生きてる意味なんて、そんなに考えなくていいんだよ。「生きてること自体に価値がある」から。
俺たちは「誰かの役に立たなきゃ」とか、「頑張らなきゃいけない」とか、そういうプレッシャーを自分にかけすぎてる気がする。でも本当は、何もしなくてもいいし、頑張らなくてもいい。生きてることそのものが、すでに素晴らしいことなんだ。
生きていれば、必ずいいことがある
今回の出来事で俺が伝えたいのは、「奇跡は特別な人にしか起きない」ってことじゃない。むしろその逆で、奇跡は誰にでも起きる可能性があるってこと。俺がたまたまやぎちゃんに会ったように、あなたにもきっと「これって奇跡かも」と思える瞬間がやってくる。
でも、それには条件が一つだけある。それは生きていること。どんなに辛くても、どんなに先が見えなくても、まずは生きていることが大事なんだ。
生きてるだけでいい。頑張らなくてもいい。世の中の役に立たなくても、誰かに認められなくても、それでも生きてるだけで価値がある。だから、どうか信じてほしい。「生きていれば、必ずいいことがある」って。
おわりに
しゃぶしゃぶ屋でのこの出来事は、俺にとってちょっとした奇跡だった。やぎちゃんに会えたことで特に何かが大きく変わったわけじゃないけど、すごく心が温かくなったんだ。
人生って、本当に何が起こるかわからない。だからこそ、生きているだけで意味があるし、価値がある。この記事を読んでくれたあなたが、もし今しんどい状況にいるなら、「とりあえず生きる」を続けてほしい。無理に頑張らなくてもいいし、誰かに認められようとしなくてもいい。
生きてるだけで十分。それだけで、何かがきっと起こる。奇跡みたいな瞬間が、あなたを待ってるはずだから。
この内容で、少しでもあなたの心が軽くなればうれしいよ。
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