感動! Climate Reality Leadership Trainingのスタートが、先住民族のスピーチだった。
今、オンラインでおこなわれている「Climate Reality Leadership Training」に参加している。2つの週末にかけておこなわれており、今、ちょうど半分終わったところ。
Climate Reality Leadership Trainingとは
これは、アル・ゴア元副大統領が創設者/会長をつとめるThe Climate Reality Projectが開催している無料の講座。候変動問題の解決に向けて活動するClimate Leader(クライメート・リーダー)を育成する内容になっている。
すごく簡単に流れを伝える、アル・ゴア氏の素晴らしいプレゼンテーションを見て(映画『不都合な真実』のアップデート版、という風に想像してみてください)、その内容について小さなグループで30分ほどディスカッションをおこなう、という形で進む。
プレゼンテーションは、これまで仕事や日々の生活で得た情報が他の新しい情報とつながる内容で、世界を、問題を俯瞰できるコンテンツとなっている。それだけで「受けた良かった!」と感じていたが、さらに、世界中から集まった受講者とつながり、意見交換ができる…ということで、すでに「大変だけど挑戦することにして、本当によかった!」と感じている。
カナダ先住民族からのメッセージ
ドキドキして参加した、最初のプレゼンテーション。最初から、私は感銘を受けた。なんと、最初の5分程度で、カナダ先住民族からのメッセージが流されたのだ!
メッセージの主は、カナダのLac Seul First NationのNatasha Akiwenzieさん。地元でサステナブルな農業や漁業を営むNatashaさんは、夫と共に2018年から「Bagida-waad Alliance」という先住民族による気候変動に対するアクションをおこなうグループを立ち上げ、活動をおこなっている。
Natashaさんは、人々が地球の声に耳を傾け、一体となるために、先祖代々伝わってきた「The Seven Grandfather teachings(祖父からの7つ知恵)」を共有してくれた。
Wisdom, Love, Respect, Bravery, Honesty, Humility, Truth
詳しくは、下記のポッドキャストでも話しているようなので、興味のある方はぜひ!(私も聞いてみたいと思っています!)
ここに感銘を受けた!
私は常々、先住民族の地球との距離の取り方から、学べることはたくさんある。それに、彼らこそが、自然の守り人にふさわしいのでは…と考えてきた。Climate Reality Leadership Trainingで、先住民族からのメッセージが最初に発表された、というのは、私のそんな考えに寄り添うものでは…と感じている。
ということで、後半もギア全開で、トレーニングに挑みたいと思います!!