「神経」も「心臓」もない!?謎だらけのウニの生態とは? by豊洲市場公式お取り寄せグルメサイト『いなせり市場』
こんにちは!
ジメジメして蒸し暑いですね><早くも夏バテ気味です笑
高級寿司種として、日本人に好まれ続けている雲丹ですが、色鮮やかな見た目にばかり目が行き、肝心なウニ自体の生態について知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、皆さんが普段何気なく食べているウニについて、生態を調査いたしましたのでご紹介したいと思います!
それでは、ウニの驚くべき生態をとくとご覧ください。
「神経」も「心臓」もない!?謎だらけのうにの生態とは?
はじめに、うには棘皮(きょくひ)動物門というグループ(分類)に属しており、このグループの生き物は「心臓」などの器官や「神経」を持たないという原始的な構造をしています。
ウニ以外の代表的な生き物として、ナマコやヒトデなどがこのグループの仲間です。
ナマコ、ヒトデと同じグループなんですね笑
また、雲丹は棘皮(きょくひ)動物門の中でも、さらに、ウニ綱というグループに属しており、
種類だけでも「約900種類」ものウニが世界中にいることが分かっています。
しかも、世界の総漁獲量の内、8割が日本で消費されているとも言われています。
※「約900種類」の内、日本で主に漁獲されているウニは以下の通りです。
・エゾバフンウニ(別名:赤ウニ)
・キタムラサキウニ(別名:白ウニ)
・アカウニ
・シラヒゲウニ
日本で漁獲されている約9割を、エゾバフンウニとキタムラサキウニが占めており、残りの約1割が九州、南西諸島で漁獲されるアカウニやシラヒゲウニなどの貴重な種類のウニが占めています!
脅威の生命力!うにの寿命は○○年!?
雲丹は、管足と呼ばれる先端に吸盤のついた触手を全身から伸ばして岩などにくっつきながら移動をしています。
また、トゲが小さくなる下側中央部分には「アリストテレスのちょうちん」と呼ばれる口があり、その口を使い、岩の隙間などに挟まって生きています。
ウニの中には、こうした生活を続け、200年以上生きる種類もいるようですよ!
ちなみに、先ほどご紹介した、エゾバフンウニの寿命は約7~8年、キタムラサキウニの寿命は約14~15年と言われています。
本当!?私たちは、ウニの「生殖巣(精巣・卵巣)」を食べていた!
実は、皆さんが普段何気なく食べていたウニは、
うにの「生殖巣(精巣・卵巣)」の部分だったのです!
ここで、気になる疑問が2つ...。
<疑問①>反対に雲丹は何を食べて生活している?
ウニは雑食で、海藻や魚の死骸やサンゴなどを食べていますが、食べる種類には好みがあります。
とある実験で、コンブ目の海藻(ナガコンブ、ミツイシ(日高)コンブなど)と他の海藻(紅藻、緑藻など)を並べて、エゾバフンウニとキタムラサキウニに選ばした結果、どちらも、コンブ目の海藻を多く食べ、コンブを食べたものの方が、生殖巣の「発達具合」・「色」・「味」が良いという実験結果だったようです。
それぞれの地域で特徴的な昆布が生えていますが、「アミノ酸」や「グリコーゲン」などのウニの「味」や「成長」に関わるような成分はどの昆布も近いようなので、したがって昆布が有名な地域では基本的にウニも美味しいようです!
<疑問②>どの地域のウニをいつ食べるのがベスト?
生殖腺が大きくなる旬の時期は地域によって異なります。※国内の漁獲量の内、約50%を北海道が占めるため、北海道を例にご紹介します。
・道東(羅臼、根室)・・・冬~春
・道北(礼文、利尻など)・・・春~夏
・後志(余市や穂丹など)・・・夏
・日高・・・春
このように、地域ごとに大まかな旬の差があり、市場に入荷されるウニも季節に応じて仕入れる産地を変えた加工業者や旬の産地の加工業者からのものが四季折々に変化して並びます。
美味しいウニを食べるためには、上記を参考に地域ごとの実入りが良くなる時期を把握して市場で買ったりするのがおススメです!
いかがでしたでしょうか。皆さん、少しはウニの生態についてお分かりいただけたでしょうか?
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