【人事ガチャの秘密】 書評#118
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
今回は、組織論というコトになりましょうか。
人事についてです。
ヘッダーは、Aomy.さんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!
目次
基本情報
藤井 薫(著)
中央公論新社 出版
2023年2月10日 第1刷発行
全269ページ
読書所要期間7日
私が本書に出会うきっかけ
これは、完全にタイトル買いと思われる。
私は、組織論的話しが大好きだ。
大学も、この分野に興味があり進学した。
しかも大人になって、それも30歳を過ぎてからw
とはいえ、長らく組織に属しているが、まだ人事を担当したことがない。
まぁ、人事を担当したいから勉強した訳ではないのだが。
私が思う、この本の本質
若い人にとって、特にソーシャルゲームの分野ではお馴染みの言葉になっているらしい「ガチャ」という言葉。
いわゆるお金を投入して、ゴリゴリハンドルを回して、ガチャガチャ丸い景品の入った玉が出てくる遊びをモチーフに、現代でも使われているものと理解している。
要するに、「何が出てくるかはお楽しみ」ということであるが、人事も「ガチャ」の一種ではないかと考えられる言説が多いのかもしれない。
しかし、本当にガチャなのか?
著者は、80以上の会社をリサーチして、ある一定の結論/傾向を得ているということである。
この傾向について、具体のQ &Aも交えながら伝えようとするものである。
私が感じたこと
1点目 〜会社に明確な異動配置方針はあるか?
みなさんが所属する会社などの組織には、明確なものがあると認識されているだろうか?
会社等の組織に属したことのない方は、あまりピンと来ないかもしれない。
結論として著者は、「あるところとないところがある」という趣旨で書いているのだが、明確な方針があると言い切れない会社がある場合、その理由/側面が3つあると指摘している。
ちなみに、私の所属する組織は、おそらく「ない」という結論に達するべき状況にあるものと考えている。
こういう人材を育てたいというビジョンは、一応明文化されたものがある。
昇給や昇格に関する規定もしっかりルール化されている。
しかし、人事評価がそれにどれだけ反映されているのかが見えない。
そして、それが人事配置にどれだけ影響を及ぼしているのかもわからない。
そうした状況は、ある種当たり前なのかもしれないが、自組織と本書での研究内容とを照らし合わせながら、読み進めていただきたいと考える。
2点目 〜従業員満足度
いわゆる「ES」というやつだ。
顧客満足度が「CS」。
こちらも、みなさんが所属する場所ではいかがだろうか?
私が所属する組織は、ないと言っていい。
ただし、労働組合があるので、そちらで意識調査がなされ、社側へ伝達されている。
この言葉が出てこない会社は要注意!
と著者は指摘している。
もしもそう言った立場へ異動したならば、真っ先にこの辺をなんとかしなければと身が引き締まった。
むすびに
正直今回は、マイルールに照らし合わせて、書こうか書かまいかけっこう悩んだ汗
その結果として、めちゃめちゃ薄っぺらな内容となってしまったw
とにかく、自組織のと比較をしていただくことが、本書の最も有効な利用法だと思う。
そして究極は、そこから得たものを自組織へ展開させるべく試みることであろう。
以上です。
組織に対して思うところがかなり湧いてくる、顕在化する、そんな本だったと私は捉えています。
なんだか自組織への不満だったり、自組織の見せてはいけないところをお見せする格好になりそうで(別に社名などを出すつもりはないのだが)、相当に書くことに困ってしまいました汗
とは言っても申し添えたいのは、決してダメなところばかりなのではなく。
いい所も悪い所も、書くとどんな職場か、何をする会社なのかが朧げながらでも見えてしまう。
マイルールではそれを自制しているので、そこに触れるのではないかということを懸念したということです。
ほんと、いつも以上に薄い内容となりましたが、何卒ご容赦をw
本日も、ご覧いただきありがとうございました!!
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