【ご来訪】前半・「今」とは、今を生きるとは、[+コトタマ原理]
イナカの家の夏休みが終わり、
9月の後半に来訪者さまがいらっしゃいました。
その日は夏さながらの暑さで、
なぜかイナカの家の住人は夏にもしなかった薄着になるほど。(笑)
天気は良好、空気も澄み…
久しぶりにすっきりと、
秋富士の様相を見ることができました。
そんな移動の車内では、
〇〇富士とよばれるきれいな山が各地に点在していますが、実際の富士山を目にすると、やはり唯一無二、似て非なるものを実感させられますね〜
…なんてお話も。(笑)
富士山がどなたにも愛されるのは、
それゆえなのでしょうか…
小さい時から富士山を地域の山として親しんできた私も、昨年つくづく唯一無二を感じる体験をしました。
さて、本題に。
今回は、
時間がたってのご報告となり流れはお伝えできないので、(汗)
いただいたご感想(『』内)をまじえ進めてみたいと思います。
いつもとは違う展開ですので、日々の心の状態など、ご自身の気づきの一端にしていただければ幸いです。
『同じ時間を共有させてもらいながら、普通にお話をさせて頂くことで、心がコトタマによって自然と整理され、鎮まるように思います。〜このたびもたくさんの響きがあったなかではありますが…』
とのお言葉の、
今回繰り広げられた内容は…
「今」について。
『―今この瞬間を生ききるーということの深い意がドンッと心に響き渡りました。
今を生きるということの深い意を(きっとこれまで頭で理解していただけで、心で掴めていなかったのだと思います)
特に質問したわけでもない自然な何気ない会話の中から、すとん!と腑に落ちていくお話が展開されるとは…』
最近は多くの方がこの今を、今を意識しましょう、意識すると良いですよ、中今…と話されていますね。
ただ、
分かったようで、・・・。
残念ながら掴みどころが分からず腑に落ちず、的を得られていない方もいらっしゃるような。
この掴みどころのないような「今」ですが、
心の学問であるコトタマ学では、原理を的確に捉えており、まず原理として理解しますと、そのうちにご感想にもあったように掴めるときがきます。
ここからざっくり解説…
コトタマ学では心の成り立ちの姿を柱(御柱)として表し5段(下よりウオアエイ次元)に区分けされていますが、その柱のイメージは四角柱ではなく球体です。
底辺1点が共有され、1番大きな球体の中にその次の球体…と順に小さくなり4つ内包されています。
1番外側の球体がイ次元、次にエ、ア、オ、1番内側がウ次元となります。
*ご存知のない方は、下記ホームページ最下部「コトタマの体型イメージ」をご参照くださいませ。
イ次元(イの空間)は他の4つを含んでいますので、心の宇宙の大もとといえます。
イの空間 =「イの間」、そこからイマ…今という言葉がつくられました。*(大和言葉・今の語源)
『宇宙の中で生かされている命。その命のなかで、一瞬の今を生きるということ、なにかやだれかにゆだねるのではなく、自身の選択をもって。
ア次元を内包してのエ、イの次元』
先ほどの解説の心の成り立ち、1番外側のイ次元が大もとで、その中に順にエ次元、ア次元…と内包されているということの理解がしっくりされたのですね。
このように腑に落ちますと、雑事に追われて「今」から離れてしまったとしても、またいつでも戻ることができます。
自覚の有無は大きな違い!ですね。(笑)
ちなみに、
*命(イノチ)の語源はイの道。
命を与えられた私達は…宇宙にいだかれ生かされている(イ)道を歩んでいるんですね。
その道は…すべてが愛であることやその愛を感じ共有でき(ア)、創造すること選択することを(エ)与えられた自由の道です。
言うまでもなく今までの道は、他でもないご自身自ら選んだ道なんですね。(笑)
大もとからの観点からすると。
この先をどうしていこうかもご自身次第です。
今には過去や未来もが内包されています。
「今」がポイント、
今を、今ここを大切に暮らしていきたいものですね。
もうひとつ「今」について、
こちらは観点ががらりと変わりますが、
「今」にもつ意識をひきしめていただける言葉に、
禅語で「裸足もて剣刃上を渉る」というのがあります。
含まれる意味を一言でいえば、
「つねに危険と隣りあわせ」ということです。
これは実生活をおくる上での注意事項ともなりますが、人にとって「今」とどう向き合うかをまさに提起してくれています。
この機会に、
時間的なとらえ方に意識が向きがちな「今」ですが、
「今」をどう捉えているのか、また捉えられているのかなど、今についての確認をしてみるのも良いかもしれませんね。(笑)
まとめていたら長くなってしまいました。(笑)
2回に分けることにしますね。
今回はこれにて。
では、またね。
*[画像]
その日の空もよう。
よーーーく見ると彩雲が。(笑)
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