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【出張族の鞄の中身】国内出張0〜3泊のビジネスバッグ【鞄1つに収まるよう最小限に最適化した必需品】

経営戦略コンサルタントのちょーすです。

私は仕事柄出張が多く、年間80回は泊まり出張、日帰りも含めると100日程は出張や移動をしています。

そんな出張族の鞄の中身を公開したいと思います。

出張荷物に対する基本的対処方針

基本は国内で長くとも3泊程の短期出張ですので、海外出張や長期出張とは荷物の作り方が違うと思います。

それを踏まえて、荷物の作り方の参考にして頂ければと思います。

出張用の荷物をまとめる際の基本的対処方針としては、「小さくて軽い」「機内持込可能」「可能な限り1台2役以上」の3点で、正直価格についてはその後です。

基本となる鞄

元々は吉田カバンやTUMIのビジネスバッグを使っていました。

荷物が沢山入って、かつ丈夫で、スーツケースにドッキング出来るのでかなり良かったですが、同業者が多く使っているのを見て辞めました。

ちょうどそのタイミングでポジションも上がり、書類を沢山持って移動する事も減ってきていたので、ビジネスバッグ自体を辞めて、スタイリッシュなバックパックに切り替えました。

シンプルなデザインでかつコンパクトですが、これに合わせて荷物を見直すことで2泊くらいの出張であればこのバッグだけで事足りており、気に入っています。(修理したり、買い替えたりしてずっと使っています。)

スーツを着るときはバックパックは型が崩れるのでオススメしませんが、最近はジャケットパンツスタイルばかりなので、気にせずに背負っています。

革製のバックパックを使っているのは、経営戦略コンサルタントとしての矜持です。

あと基本的にスーツケースは4泊くらいの出張や仕事以外の予定を入れている場合以外は持って行きません。

手荷物サイズも受託手荷物サイズもどちらのスーツケースも持っていますが、徒歩での移動の際に邪魔になるのと預けた際に空港からすぐに移動出来ないのがストレスなので、可能な限り荷物は1個にまとめます。

ガジェット系

PCやスマートフォンは会社支給の物品を使っているので、選択の余地はなく、それ以外の部分で課金をしています。

充電器

PCにデフォルトで同梱されている大きくて重いACアダプタをそのまま使っている人とは友達にはなれません。

最近のPCは基本的にUSB-Cが搭載されている筈なので、それは当たり前に使って欲しいです。

極論、USC-Cが登場する前ですら、ACアダプタの変換器が小型で軽い物はあり、日々持ち歩く事を考えた上で、私はそれに課金していました。

今はPCとスマートフォンがUSC-Cで統一されていることを踏まえて、同じ1台の充電器で同時に充電出来るという基準で選んでいます。

不満はUSB-Aが要らないので、その分軽く薄くして欲しいです。

元々、持ち歩くガジェット数的に最低でも3ポートが必要と計算していましたが、最高なケーブルのお陰でポート数を考える必要がなくなりました。

ケーブル

ケーブルはPCやスマートフォン含め、全てをUSB-Cに統一しているので、これだけでも充分です。

1ポートで2台同時に充電出来る感動は多くの人に知ってもらいたいです。

正直、ケーブルが優秀なので充電器やモバイルバッテリーのスペックはPCが充電出来る水準さえあれば何でも良いかも知れません。

あと元々メインで使っていたケーブルを予備に回して、1本を持ち歩いています。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーはバッテリー容量が大きくなり過ぎると、受託手荷物だけでなく、機内持ち込みも出来なくなるので、注意が必要です。

これを選んだ理由は直接コンセントに差し込んで充電が出来る点とPCも充電出来る点です。

モバイルバッテリーを消耗品と割り切って考えられるのであれば、ここからパススルー充電をしても良いですが、何となくガジェットの充電は充電器から行っています。

これまではこれより大きい27,650mAhのモバイルバッテリーを使っていましたが、単純に大きくて重いのと、そこまでのバッテリー容量が必要でも無かったことと、手荷物検査で再検査や容量の確認となることが多かったので、こちらに変えました。(再検査でももちろん問題はないですが、無駄な待ち時間が発生してしまいます。)

これに変えてから、モバイルバッテリーが理由での再検査になったことはありません。

ストリーミングメディアプレイヤー

ホテルのテレビのHDMI端子に差し込んで、映画を観たり、ミラーリングしてPCのサブモニター(最早メインモニター?)として使っています。

元々は持ち歩いていませんでしたが、事前にログインしておけば、ホテルのWi-Fiのパスワードを入力するだけで一気に接続出来るので、かなり快適になりました。

電源はテレビのUSBポートから取るのが便利です。

ワイヤレスイヤホン

スマートフォンが会社支給と個人のとで2台あるため、マルチポイント接続が出来るワイヤレスイヤホンを使っています。

電話や音楽だけでなく、無音の状態でもノイズキャンセル機能を使って静かに過ごせるようにしています。

耳栓

ガジェット系ではないかも知れませんが、耳栓は重宝します。

色々と試しましたが、なんだかんだで直接耳の穴に突っ込むソフトタイプの耳栓が1番です。

ポーチに入れる際に直接入れると衛生的では無いので、ケース付きのものがオススメです。

ポーチ

鞄の中がごちゃごちゃにならないようにポーチは必須です。

元々は会社の後輩から誕生日プレゼントで貰ったポーチを使っていましたが、ある程度ガジェット系の所持品が固定化されたタイミングで見直しました。

選んだポイントとしては、大きく開けるタイプで中身が一目で分かる点と厚みがある点です。

ケーブル類は後から隙間でもどうにでもなるので、厚みがあって大きなモバイルバッテリーや充電器に合わせて選ぶと良いと思います。

ペンケースも一体になったものもありますが、ペンケースが大きいとスマートではない感じがしているので、ペンケースは別にシンプルな物を使っています。

身嗜み系

コンサルタントという客商売の特性上、シュッとして見えることは意識しています。

折り畳み傘・ケース

日本中を行き来するため、天気は各地で違うため、必ず折り畳み傘は鞄に入れており、昨今は夏場の暑さが酷いので、日傘にもなるものを使っています。

その際に傘がビチャビチャに濡れたまま、そのまま移動いないと行けないことも多々あるため、吸水性の高いケースにいれて鞄にしまっています。

圧縮袋

鞄がコンパクトな分、衣類が嵩張らないように圧縮袋を常用しています。

Mサイズで十分ですが、個人的にはガジェットポーチが大きさを取るため、もうワンサイズ小さいものがあればそれの方が良かったと思っています。

速乾性のサウナハットも常備して、いつでもサウナに入れるようにしています。

元々は革靴しか履いていませんでしたが、オニツカタイガーのスニーカーの履き心地の良さを知ってから、もう戻れなくなりました。

この靴だとそのままランニングも出来るのが便利です。

これとGORE-TEX搭載の革靴を愛用しています。

ヘアセット

私はジェル派なので、小さめの詰め替え容器に入れ替えて持ち運んでいます。

一度に使う量もごく限られているため、50mlサイズの容器もありますが、20mlサイズでも事足ります。

このまま海外にも持っていけるのは便利です。

詰め替え容器は最近シリコン製の容器がありますが、荷物を雑に扱ってしまう私は漏れるリスクが高いため、あまり信頼して使えないです。

歯磨きセット

ホテルの使い捨ての歯ブラシが好きでは無いので、歯ブラシは持参しています。

このケースにそのままフロスも一緒に入れて持ち運んでいます。

フロスのケースが大きいと歯ブラシセットに入らないので、なるべく小さいものを選び、一緒に乾燥剤も入れています。

歯磨き粉は最初はデフォルトの小さい歯磨き粉を使っていましたが、詰め替えも出来ず、小さい歯磨き粉を改めて買うのも手間なので、ある日からは詰替が出来る歯磨き粉チューブを見つけてからはこれを使っています。

爪切り

刃物なので形状には気を付けて選びました。

爪切りは元々小さいですが、これはその中でも畳んだ際に薄くて、切れ味の良いです。

毛抜き

毛抜きもサイズは大きく変わりませんが、先が丸い形状なので他の物を傷付ける心配がありません。

ハサミ

機内持ち込みするには先端が丸くなくてはならず、また他の物を傷付けないようにケースが付属しているもので選びました。

先端が尖っておらず、刃体が6cm以下のはさみに限っては、機内持ち込みが可能で、実際にこれを持って手荷物検査を受けても一度も引っ掛かったことは無いです。

刃体ははさみで言うと、中央のネジから刃先までの長さで、鼻に入るサイズ感のはさみであれば、大概6cmを超えることは無いかと思います。

食事系

食事系といっても某ドラマの主人公みたいにカトラリーを常備するような出張族ではありません。

同じ出張族でもかなりの違いを感じます。

グロウラー

炭酸飲料を入れられる水筒で、特に夏場は必需品です。

水やお茶だけでなく、ビールやハイボールも入れられるため、様々なシーンで重宝しています。

出発時に炭酸水と氷を入れ、日中はそのまま飲み、仕事が終わったらそこにウイスキーを注ぐと簡単にハイボールが出来ます。

意外にしっかりとキャップが締まるため、もし荷物が多くて鞄の中に入らなくとも、キャップの部分にカラビナを付けて、ちょっとどこかに引っ掛けるということも出来ます。

ワインオープナー

以前、出張先でワインを購入し、部屋で飲もうと思った際にコルクキャップということに気が付かず、ワインオープナーが無くて苦労した経験があります。

良いホテルであればフロントに連絡したら貸してもらえるのでしょうが、ビジネスホテルにはない場合もあるので、それ以来身嗜みとして持つようにしています。

通常のワインオープナーにはソムリエナイフが付いており、これが機内持ち込みには引っかかるため、注意が必要です。

栓抜き

ワインオープナー以上に利用シーンが多いのが栓抜きです。

珍しいビールを思わず買って、栓抜きが無かったなんて経験はないでしょうか。

栓抜きは鞄の中ではないですが、家や車の鍵と一緒にキーホルダーのようにカラビナを付けており、そのカラビナに栓抜き機能が付いています。

キーホルダータイプもあるので、これを鞄に付けておくのも良いかも知れません。

スキットル入りウイスキー

ちょっとだけ飲みたいときに鞄の中に忍ばせておくと便利です。

炭酸水ペットボトルに注いでハイボールで飲んでも良いですし、カップ氷に注いでロックで飲んでも良いです。

個人的にはここに入れるお酒はちょっと良いウイスキーを入れておくのが、心の拠り所となります。

エコバッグ

レジ袋が有料となったタイミングでエコバッグも鞄に潜ませています。

多くのエコバックは使った後に畳むのが手間ですが、このエコバックは両側からピッと引っ張ったら簡単に畳むことが出来て、更に15キロの重さにも耐えられる強さが気に入ってます。

ホテルの部屋で食べ飲みする際の買出しやお土産を持って帰る際に使うので、登場頻度はかなり高く、鞄の中でも取り出しやすい場所に潜ませています。

ノベルティで貰うエコバッグは圧倒的に強度が弱く、取手が取れたり、縫い目が裂けたりと大変でした。取手が取れるのはフライパンだけで充分です。

その他

プライオリティ・パス

紫組かつクレジットカード付帯のラウンジにも入れるので、空港でラウンジには事欠か無いですが、それでもプライオリティ・パスは別格です。

一度味を占めてからは抜け出せない身体になってしまい、今回楽天プレミアムカードが改悪されましたが、別のプラチナクラス以上のクレジットカードを発行して維持しようと目論んでいます。

まとめ

小さい鞄を使うことで荷物を減らすことを最優先に考えるようになったのは、パラダイムシフトとなりました。

改めて整理してみると、まだ惰性で使っている物も再認識出来たので、使用頻度を確認して、再度見直そうと思います。

個人的には出先での外食は楽しい反面、スーパーで珍しい食材や郷土料理を買って部屋でゆっくりと過ごしたいという時もあり、その際に簡単な調理器具があれば良いなと思うことが多いですが、「機内持ち込み」の制限に引っ掛かるため、良い方法が思い付いていないため、もし良いアイデアをお持ちの方は教えて欲しいです。

Amazonプライムセールで安くなっているものもあるので、是非試してみて下さい!

また続編のスーツケース編もまとめたので是非見てみて下さい。

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