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メンタル病みがちな人は「寒暖差疲労」に気をつけてください


▪️「はじめまして」のあなたへ

今、うつで休職中の方も多いと思いますが、毎日が辛い中で体調がさらに悪くなると、気持ちが余計に落ち込んでしまいますよね。

特にこれからの季節、朝晩は冷え込んで日中は暖かくなる「寒暖差」が激しい時期。実はこの寒暖差が、心にも体にも大きな影響を与えること、ご存じですか?

「寒暖差疲労」と呼ばれるこの現象は、特にメンタルが不安定な人にとって厄介です。私自身もうつで苦しんでいた時、天気や気温の変化に敏感で、体調が悪いと気持ちも沈んでしまう経験を何度もしました。

この記事を読んでいるあなたも、「寒暖差疲労に悩まされているかも…」と感じたので、今回は「寒暖差疲労」について経験者目線でお話ししたいと思います。

「寒暖差疲労」って何?

寒暖差疲労とは、1日の中で気温の差が大きいときに、自律神経が過剰に働いてしまい、体や心に負担がかかることを指します。

例えば、朝は寒くて、日中は暑くなり、また夜に冷え込む、というような気温の変化です。特に1日の中で“7°C以上の寒暖差”があると、体はその変化に対応しようと自律神経を使いすぎてしまい、結果として「疲れ」を感じやすくなるといわれています。

疲れを感じると、心にも影響が出ますよね。疲れた体で「やる気が出ない」「何もしたくない」という感情がわきやすくなり、気分もどんどん落ち込んでしまうことが多いです。

では、いったい寒暖差疲労では、どんな症状に見舞われるのでしょうか?

こんな症状ありませんか?

寒暖差疲労が原因で、以下のような症状が現れることがあるそうです。

倦怠感: 何をしても疲れやすい。

頭痛: 頭が重く、痛みを感じやすい。

イライラ: 些細なことに敏感になり、気持ちが乱れやすい。

不安感: 漠然とした不安に襲われ、落ち着かない。

こういった症状、少しでも当てはまるものがあれば、それは、もしかしたら寒暖差疲労による影響かもしれません。自律神経が疲れていると、心の健康も崩れやすくなることもあるので気をつけてくださいね。

では、いったい寒暖差疲労への具体的な対策をみてまいりましょう。

対策はどうすればいい?

寒暖差疲労を防ぐためには、いくつかの簡単な対策があります。私は次の対策を少しずつ取り入れることで楽になれたので参考にしてみてください。

1. 深呼吸をする

寒暖差で自律神経が乱れやすいときは、まずは呼吸を意識してみましょう。深呼吸をすることで、副交感神経が働きやすくなり、体がリラックスしやすくなります。朝、外に出る前や、家に帰った後など、意識的に深呼吸をしてみてください。

2. 体を軽く動かす

寒暖差があるときに、家の中でじっとしていると、体が硬くなり、自律神経のバランスがさらに乱れやすくなることがあります。軽いストレッチや、ゆっくり歩くことなど、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。リズム良く体を動かすことで、心もスッキリしてきます。

3. 腸内環境を整える

実は自律神経と腸は深く関わっています。腸内環境が乱れると、自律神経も乱れやすくなりますので、食事にも少し気を配ってみましょう。温かいスープや発酵食品を取り入れると、体の内側から整えてくれます。特に寒い日には温かいものを意識して摂ると良いかもしれませんね。

無理をしない

寒暖差疲労を防ぐためには、「無理をしない」ことが一番です。うつで休職中の方は、気持ちも不安定で、体力も落ちているかもしれません。そういう時は、体と心の声に耳を傾けて、無理せず休むことを優先に考えてください。

もし、今日は体が重くて何もできないと感じたら、早めに寝るのもいい方法です。睡眠は自律神経を整えるためにとても大切ですし、寒暖差による体の疲れも癒してくれます。温かい布団にくるまって、体を休める時間をしっかり取ってくださいね。

おわりに

今のように寒暖差が激しい季節、体も心も影響を受けやすくなりますが、ちょっとした工夫で自分を守ることができます。無理せず、自分をいたわりながら、少しずつ前に進んでいきましょう。あなたのペースで大丈夫です。

合言葉は「焦らず、無理せず、ぼちぼちと」。


うつぬけマン



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