国語力はすべての基礎になる

よく言われることではありますが、最近とみに実感しています。母国語力といってもよいのかも知れませんが、まず、軸となる言語がないと自分を表現することができない。何が好きで何が嫌いか？自分の思っていること、考え…適切に相手に伝えられない。これは世の中を生きていくうえで致命的です。

もっと細かく見ていくと。
例えば算数の問題。日本語で書かれている文章題が理解できない。理解できないから質問もできない。という悪循環に陥るわけですよね。語彙が足りないと思考も深まらない可能性があります。

概念理解は、海外に住んでいる子たちの場合、英語でも日本語でもよいのだと思いますが（あるいは両言語を使って足りない部分を補い合うというアプローチもありますし）、ただ日本に帰ることを前提とした場合は、日本語で理解したほうが今後のためにはなりますよね。

ということで、まずは国語の勉強。漢字の勉強も成り立ちやそれぞれの部首の意味なども意識してみましょう。決して長い時間をそこにかけてくださいね、という訳ではなくて、『意識』の問題。辞書を引くとき、言葉の意味を誰かに聞くとき…聞いて流すのではなくて、『なるほどね、こういうことなんだ』と一歩立ち止まって自分に取り込む癖をつけていきましょうね。

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