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創作論まとめ

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2021年7月の記事一覧

「作品」だけ評価されて「作者」が評価されない状態

皆さんごきげんよう。 近々youtube動画を撮りたいと思い始めている妹尾まいです。 「なんで突然?」と言う人のために、3つにわけて説明します。 1.どういう作者なのかという認知Twitterをしていると思うのが、作品だけ評価されて、 作者はフォローされないっていう状態はどうなのかと思う話。 ツイートがバズってもフォローが増えないとか、有名な実況者に作品を実況されたとして、作品は評価されたけどフォローが増えないとか。 評価されるってことはそれ自体が財産になり得るし、

難しいテーマは大抵ラストでこける

先週の記事「お金をかけて作るのは正しいのか?」は今のフリーゲーム環境に物申すみたいな意識の高いことをしたかったわけではない。 なぜなら書いた本人は フリーゲームの歴史などまったく知らないからだ。 さも自分が長年フリーゲーム業界にいて色んな事を知っています風に書いたが、ノベコレの存在すら2年前初めて知った。 実はいつも創作論を書くノリでエンタメとして書いた。 これはテーマを書く練習だったりする。 「フリーゲームはお金をかけて作るべきか」というテーマに、アンケートという

「フリーゲーム制作にお金をかけるのは正しいのか」のTwitter反応まとめ

反応してくれた人が結構いて 考え方の共有をすべきだと思ったのでとりあえず投稿しておきます。 (一応匿名にしていますが問題があれば言ってください) 元記事はこちら↓ まとめ かけた金額が考察にふくまれていないので微妙なところもあるけど、お金をかけるのハードルが低くなってることも背景にあるんじゃないかと思った。有償素材とかいっぱい売ってるし。 そんなにお値段しないし、そういうのって買っちゃうじゃん?そんでゲーム作りたくなる 2000年代ぐらいのボイスありフリーRPGがプロ

【フリーゲーム】お金をかけて作るのは正しいのか?

見ている限り誰も触れていなかったので あえて危険そうな話題に触れておく。 フリーゲームのレベルは年々上がってきているという話はよく耳にするし、その通りだと思う。 それは素人の世界にプロレベルの技術を持った人が多く参入してきているという事実でもある。 例えば現状でもシナリオというベースを素人が描いて、声優、イラスト、BGMなどをプロに頼む、なんてスタイルは当たり前になってきている。 ここから「あの人がボイスありにしているから、自分の作品もボイスありにしなくちゃ」と思って

一回プレイして終わりになりやすい作品

漫画を読み返す時にいちいち内容を覚えていたら2回目、3回目読む時に楽しむことは出来ない。 何度読んでも楽しいということは、 大して内容を覚えていないということなのだ。 この理論は日常シーンがつまらなくなる理由に通ずるところがあるが、1シーンが長くなるということは、その1シーンに対しての記憶力が増すということになる。 つまり「キャラクターに感情移入させるためにシーンを長くしよう」と努力したパートは記憶に焼き付きやすい。 これがリピート率を下げるというデメリットに繋がるの

ご都合主義

江頭がマックを食べて30点をつけたと話題の動画を見て この台本は物語的にはご都合主義、番組的に言うなれば「やらせっぽい」と思ったので紹介したい。 リンクは最後に貼っておく。 起承転結で内容を書くとこうなる1.フィレオフィッシュしか食べない江頭が他のマックを食べたら何点になるのかという企画。後ろに行くほどお腹いっぱいになるので後続が不利 2.ビックマック50点 てりやき30点  一口食べてもういらない、レタスが死んでるとレビュー。 一番人気のマックメニューに対して辛口評価