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抗うつ薬やめたら元気いっぱいになった!
私はPMDDを治すために抗うつ薬を毎日服用してきました。
セルトラリン(SSRI)を最低用量で毎日1錠、1年ほど服薬して、現在は断薬から2ヶ月ほどが経ちました。
そして、元気いっぱいです!!!
※この記事は抗うつ薬をやめることを推奨しているわけではありません。
抗うつ薬を飲み始めたきっかけ
2023年ごろ、ある出来事をきっかけに情緒が不安定になり、我慢し続けた結果として平常時と不安定時の振れ幅がどんどん大きくなっていきました。
症状が悪化するにしたがって切り替え時期がはっきりとわかるようになり、それが生理を境に切り替わっていることに気づきました。
そしてどうにかしたい一心で調べて、PMDDという病気にたどり着きました。
よく考えたら昔から死にたくなって遺書を書いて次の日にはケロッとしていたり、普段は気にしていなかったことで悲しくなって号泣したりもしたな~と思い振り返ってみるとちょうど月に1回くらいだったような気がしてきました。
さらに調べていくと、どうやら確実な治療法はないが、低用量ピルや抗うつ薬での治療が一般的らしいということを知りました。
その時点でピルは飲んでいたので、抗うつ薬も飲んでみようと思い病院へ行きました。
心療内科で症状を説明するとアッサリPMDDと診断され、抗うつ薬をもらえました。
抗うつ薬をやめた理由
結論から言うと効果がなかったからです。
元々は生理前の2週間だけ飲んでいたものが、効果がでないため毎日服用になり、それでも効果が出ないと言うと「さらに倍量に増やす」という話が出たときにもう医者のことを信じられなくなり勝手にやめる決断をしました。
その時点で一度離脱症状を経験していたので、倍量に増やしたらやめるのがどんどん難しくなることは容易に想像できました。
PMDDには効かない人も多いと言われている中で、さらに薬を増やすという提案にどうしても納得できませんでした。
毎月の通院費や薬代もバカにならないし、睡眠薬と抗不安薬を頓服でもらえればそれで充分だと自分で判断しました。
抗不安薬は医師からも毎日飲まないように言われていて、それなりにリスクの大きい薬だということは理解しているので「どうしようもなく死にたくて涙がでたら」と決めて飲むようにしています。
死ぬよりは薬害の方がマシなので。
離脱症状期間の様子
最悪でした。
最悪の状態で書いたnoteがこちらです。👇
一日1錠を半量にして10日後に離脱症状がなくなったことを確認して完全に断薬、というやり方できちんと段階を踏んで断薬しました。
それでも離脱症状は酷く、めまい、シャンビリ、めまい、シャンビリ。
少しでも動こうものならめまい。シャンシャン。ビリビリ。
薬量が少なくてまだマシだったと思います。
この期間は友人と遊んだりもできず、仕事を休ませてもらった日もあります。
つらかったなあ。。。
離脱症状を終えた現在
①朝ちゃんと起きられる日が増えた!
抗うつ薬を飲んでいる間、朝が辛くて辛くて仕方なかったです。
元々朝が苦手なんですが、気合いでどうにかできるレベルではなく、体が重くて動けず、ギリギリの生活を送っていました。
朝起きれない→帰りが遅くなる→しんどくて家事できない→グダグダして寝れない→起きれない
の無限ループでした。つらかったなあ。。。
仕事は定時が決まっておらず遅刻にはならないので会社員としてはセーフですが、上司からは何度かやんわり注意されました。
が、やる気でどうにかできる話ではないので謝るしかなかったです。
(フレックス制度がなければ今頃とっくにクビでした。)
今も朝弱いことに変わりはないですが、気合で起きることが可能になり、多くの会社員たちと同じ時間に出社できています⏰
②やりたいことが次々浮かんでくる!
服薬中はとにかく生きることに必死で、毎日だるい体をどうにか起こして仕事へ行って、家事もままならず、風呂キャンもしつつ、とにかくギリギリの生活でした。
でも今は余裕ができて、ネイルがしたいとか、この美術館に行きたいとか、あれが食べたい、作ってみたい、とかそんな感情が頻繁に湧いてくるようになりました。
体力はないので動き回る趣味は相変わらずできないですが、家で寝たきりにならず楽しめる時間が増えました。
(出費はかさんでますが通院費と薬代を考えれば許容範囲です)
③頭の回転が戻ってきた!
これが1番うれしかったです。
元々会話のキレの良さには定評があり、回転早いね、と言われることも多かったんですが、抗うつ薬を飲み始めてから最近キレ悪いな〜と自分で思っていました。
薬を飲んでいる間は脳が活動停止している分、余計なことを考えなくてよかったし、きっとリラックスはできていたと思うので一長一短だとは思いますが、
私はキレのいい私が好きだったので戻ってきてくれて本当に嬉しいです。
仕事をしていても、特に何の意見も感想も抱かなかった私がいなくなり、少しですが自分の意見を出せるようになりました。
心療内科、精神科への不信感
医者も商売なので、今時は「仕事が辛くて、眠れなくて、涙が出るんです」なんて言えばすぐ薬を出してくれて適応障害の診断書までもらえます。
医者は患者の自己申告を元にしか診断できないので、患者の意思を尊重してくれます。
薬も限度はあるものの希望を言えば好きなものを好きな量出してくれます。
なんかもう、医学ってなんなん?って感じです。
どうしても辛くて社会生活から離れて休みたい時に休める理由をくれる機関としてはとってもとってもありがたいし、「適応障害」という診断名に救われた方もたくさんいると思います。
でも私は真剣にPMDDを治したくて彷徨っているのに、
どこに行っても「はいはい、仕事休みたいんですよね、ハイ適応障害!」みたいな医者ばかりでした。
そのたびに心療内科の医者に対して不信感が募り、余計に辛くなりました。
最終的に、薬や手当の相談したときに言われた「僕バイトなんでわからないです」の一言で心療内科に通うのはもうやめようと思いました。
その心療内科はほぼアルバイトで成り立っていて、薬を出すだけの病院でした。
医学って何なんだろう。
もう適応障害専門病院を作ってほしい。
そしてちゃんとした心療内科を見分けられるようにしてほしい。
休みたい人は休むべきだし、病気を治したい人は治す手段を得られるべきだと思う。
そもそもPMDDに抗うつ薬は効くのか
効く人もいるし効かない人もいる、の一言なんですが、私のように効かない人も多いらしいです。
もちろん効く人もいるらしいので、生理前だけ飲む、とかを試してみるのは良いと思うんですが、
毎日飲み続けるとなると結局やめる時にしんどい思いをすることになるし、それで薬をやめられなくなってしまったら本末転倒なんですよね、、、
離脱症状も人それぞれですが、おそらく多くの人で気力が必要になります。
私は医者に対する反抗心や医療費の節約心で強行突破しましたが、それでも辛くてもう一度薬を飲んでしまおうかと思った日もありました。
良い医者を見つけて自分に合った治療法を見つける一貫としてはかなりアリですが、話も聞いてくれない適当な医者に勧められて安易に飲み始めるのはおすすめしないです。
総括
抗うつ薬を飲んでみて、
もしかしてこれは休息が必要な人を休ませるためのお薬なのかなって思ったりしました。
私も抗うつ薬を飲んだおかげで心身共に休む時間ができて今の元気な自分に戻れたのかもしれないな、とも感じます。
辛い時には病院を頼るべきですが、薬を飲む場合には離脱症状を覚悟して飲み始めておくと後々しんどくないかなと思います。
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