
子育てに悩む人、悩まない人の違い|親と子はフィフティフィフティの関係という話
「うちの子、反抗期で大変…」
「初めての子育て、どう接していいかわからない…」
こんな悩み、よく聞く。
でも、同じように子育てをしていても、
"悩む人" と "悩まない人" には、大きな違いがある。
結論を言うと、
「子供に過度な期待をしているかどうか」 だと思う。
僕も大学生、高校生、そして生後半年の3人の息子から日々いろんなことを学んでいる。
◆ 子育てに悩む人の共通点
・「こう育ってほしい」「こうすべき」という期待が大きい
・子供をコントロールしようとして、思い通りにならずストレスを感じる
・親の価値観を押し付けて、子供の自我を尊重できない
◆ 子育てを楽しんでいる人の共通点
・子供は「親の所有物」ではなく「1人の人間」だと理解している
・子供を変えようとするのではなく、親自身が人生を楽しんでいる
・期待ではなく「信頼」を持って見守る
"親も子も、人生初めてで、
親と子はフィフティフィフティの関係 なんだよね"
僕の師匠が言ってくれた言葉。
親も子供も、それぞれに"初心者"なんだから、
どちらかが上で、どちらかが下っていう関係じゃなくて、
親と子はフィフティフィフティの関係 なんだよね。
例えば、オランダに行ったとき、「個人主義の子育て」 を見て驚いた。
"個人主義" って聞くと、冷たい感じがするかもしれないけど、そうじゃない。親も子供も、お互いを「1人の人間」として尊重している。
「親の言うことを聞け!」じゃなくて、
「あなたはどう考えるの?」って、対等な関係を築いている。
子育てに悩んだとき、こう考えてみてほしい。
◎ 子供を変えようとしてないか?
◎ 親である自分が「人生を楽しめているか?」
結局のところ、子供は「親の背中」を見て育つ。
親が楽しんで生きていれば、子供も「人生を楽しんでいいんだ」と思える。
期待じゃなくて、信頼。
管理じゃなくて、尊重。
それが、子育てをポジティブにするカギなんじゃないかな?
「親と子はフィフティフィフティ」
自分も子供も、一個人として、世の中を面白がって歩いていくということが大切であり、そして、親が自分自身を生きることが、よい子育てに繋がっていくんだと思います。