noteを休んで断つことの意義を知った話
断捨離。断食。その他いろんな断⚪︎⚪︎が最近のトレンドな気がします。あくまでも気がするだけですが、少なくとも私の周囲には断食を時々取り入れる知人も、断捨離にハマっている知人も複数人います。デジタルデトックスも「断つ」の1種ですね。
断つことで整う。断つことで新たな価値を見出す。
きっとそんなところでしょうか。そしてその整った〜!!!!清々しい〜!!という感覚はやらない限りわかりえないような気もします。
noteを断ってやったこと
この1週間ほどnoteをお休みしておりました。つまりnoteを断っておりました。
仕事が忙しかったから。
その他の用事もいろいろあったから。
というのももちろんあるのですが、書こう!と思って物事をいろんな角度から眺めてみたり、1つのことを掘り下げて考えたりする余裕がなかったからだと思います。物理的にも精神的にも。断捨離や断食のように積極的に断つことを選択したわけではないけれど、書くことに向き合えないのなら休んだっていいじゃないか、そしてまた戻ってくればいいじゃないかと思えたので無理に自分をけしかけることはせずに休んでおりました。
noteを書かずにやっていたことはこちら。
集中して本業(朝起きてから寝るまで仕事を2日間、育児は義母へ依頼)
9時間寝る
30分ウォーキング(子どもの習いごとの合間)
カッティングボードづくり
外のベンチでお茶
項目立てして眺めてみると大それたことはやっていないけど(仕事以外老後っぽい)、1つ1つの物事に対して感度が良くなって満足度は高め。ああメリハリって大事、睡眠って大事、運動って大事、季節を感じるのって大事。そういうのを五感で感じて幸せでした。
それで今、自作のカッティングボードを撫でながらPCに向かっています。
ただの切られた木の板、ザラザラだった板が、サンドペーパーで磨いて蜜蝋を塗り込むことでこんなにもすべすべで愛おしくなるなんて。
タスクを減らすことの意義
日々に追われていると、手を動かしながら「ええと次は何をやるんだっけ〜??」なんて心がゾワゾワし始めて、今目の前のことに集中できていないなんてことがよくあります。そしてなんとなく形に仕上げてさあ次へ、その次へ……となっていき、永遠に次にやるべきことがある状態で結局何も仕上げられていないような不安に襲われることも。
そういう時の対処法として、「できたことに目を向ける」「とにかく目の前のことに集中する」「完璧じゃなくても完成させる」という意識の持ち方改善をはかることはもちろんできます。暗示をかけるとか手帳に書き出すとか。このノウハウだけでおそらく山のように記事がある気がします。
でも物理的にそもそもやるべきことを極限まで減らしてしまうというのは意外にも盲点であまり考えたことがありませんでした。否が応でも目の前のことに全集中!です。
これをnoteに仕立てるならどういう角度で捉えようか?とかSNS用に写真を撮らなきゃ!とか余計なことは一切考えません。仕事なら仕事のことだけを考え、カッティングボードづくりなら木の滑らかさのことだけにうっとりし、ウォーキングではひたすら秋の風を感じる。そして趣味の時間を〜♪なんて考えずとにかく寝る!心を無にする、体を整えるって大事ですね。こういうとき真っ先に切り捨てられるのが光る画面の世界。仕事は別としてですが。やりたいことの断捨離、勇気がいるけれどいい感じでした。あ捨てて離してしまうわけではなくて一時的に「断つ」でOKです。
そしてnoteを書く意義を考える
私の場合ですがnoteっていろんな意義を込めて書いている気がします。
自分の頭の中の整理、目標管理、そういう自己啓発的な側面。
けれどそれをあえて人に公開するのは自己完結させないため。そして恥を晒してでも前に進むため。
他人からの視点も気にしながら切り出す訓練を兼ねて。
文章を作る練習として。
だからひとりよがりすぎてはいけないし、自分と自分以外の世の中との接点を探ろうとするその努力は必須。こういのをゆるゆるじわじわと鍛えていきたいな……なんて思ってます。
で、こうして1つのnoteを書くためにもそこそこ頭を使って集中して文字を綴っていくわけで(カッティングボード撫でながらだけど)、この集中力を捻出するためには余裕と健やかな身体が必須。
noteを書こう!書かなきゃ!という無意識は時に自分を強制的に整えてくれていたことも事実ですが、場合によっては本末転倒になって苦しくなってしまうこともわかりました。
そういう時は断つ。断ってリセットしてまた戻ってくればいい。
そうそう、しばらく練習してなかったグラレコ的なのも久々にやりたくなりました。
こちらも書いてみてわかる、ああ鍛錬鍛錬鍛錬……!!!そのためには健やかな心と身体が必須。
この1週間ほどの学びでした。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
お読みいただきありがとうございます。このnoteはアラフォー農業専従者・2児の子育て中の私、imoえんぴつが農業以外で自分の看板を立てようとして始めました。ですが最近のnoteは日々の暮らしの中で「考えてしまったこと」が中心になっています。イラストは時々描いています。複業のこと、デザインの勉強は歩みはのろくとも続けてはいるんですけどね……。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?