僕、私にだって できるもん🌱
こんにちは。
今日は保育について語ろうかと思います。
とあるところに
1人の女の子が着替えなどをする際にやってみる前から「出来ない」と決めつけて毎日のように泣いている子がいました。
その子の家ではその子がやってみる前から「出来ない」の一言を鵜呑みにして全てをやってくれるような家庭の子でした。
登園の際も家がとても近いのに
「バギーがいい」と女の子が言うので
歩かずバギーに乗ってきていました。
私たちの保育園では基本的には出来る限りは
自分たちで身の回りの事を行うよう促しています。なので女の子にも同じように接していました。
毎日
「出来ない!」と泣く女の子。
私たちは
「出来るよ!」「落ち着いてやってごらん」
と女の子と一対一で何度も繰り返し接してきました。
少しでも一人でできた時にはそこにいる職員全員でその子のことを褒めました。
「凄いね!」「出来るじゃん!」
と。
すると徐々に自信がついてきたのか
成功体験が増えていきました!
今では泣かずに一人で黙々と最後まで着替えることができるようになりました。☆*。
このエピソードにもあるように
自己肯定感が無いことで
やってみようとするチャレンジ精神や
相手を思いやる気持ちなどが育まれず
「どうせ私なんて」「出来るはずがない」と
やる前から諦める子になってしまいます。
すると大人になっても自分の意見を持てない人になったりチャレンジしてみようとする気持ちが持てずその子が苦労することになります。
そうならない為にも幼少期の頃から
"言葉がけ"
がとても重要になってきます。
どんな些細な事でもいいです。
認めてあげることが大切です。
そして答えを教えるのではなく一緒に考えます。
着替えが上手くできない。
「着替え上手く出来ないね。ゆっくりやってごらん。出来るから。どうすれば脱ぎやすいかな?」
などすぐに答えを出すのではなく一緒に考えていくことで子ども自身が「やってみたい」「どうしよう」と思える環境を作ります。
そうする事で自分の意見を伝えてもいいんだ。
私はこれがしたい。などの自分の考えを持ち相手に伝えられるようになります。
思わず、「こうしない!」「そっちじゃない、こっち」と伝えてしまう事が多くなってしまいますがそこを「どうしようか?」「こっちがいいかな?」と最後に?が着くようにして見て下さい。
子どもにも自分の考えがあります。
初めは認めることから始めてみてください。
徐々に自分の気持ちを表現できる子になると思いますよ( ¨̮ )
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