不眠・早朝覚醒の絶望をときめきに変える方法
前回のあらすじ
刺激がツラすぎて夜型人間になるよね!っていうか起きた後の絶望感がヤバいから起きられないよね!
株式会社イメジン、ブランディング担当ライターの日野成美です。
やむをえず夜型生活になるよねっていう前回の記事はこちら💁♀️
さて、うつ病は身体的不快感と精神的憂鬱のダブルパンチ。
めちゃくちゃ生きる気力をなくします。
ときめきとか幸せとか、どんどんわからなくなる。自分を大事にとか言われてもセルフケア万全にやってる大人のほうがめずらしいJAPAN。
その中でも「朝」の精神的憂鬱をすこし明るくできる、そんな魔法をご紹介します。
今回のメソッドはそれなりに「カフェがある」地域でないと実施できないうつヌケハックになります。田舎を愛する方ごめんなさい!
あと「起きて歩けない」クラスの重症度ではなく、ちょっと片付けくらいはできてやや寛解に向かいつつある人に宛てたうつヌケ記事です。
「地獄を抜け、元気になってはきたかもしれない。
でも毎日起きるのがガチ憂鬱で嫌だ」
そんなあなたの助けにきっとなる記事です。
早朝覚醒の絶望。起きてもできることがない。
うつ病と自律神経失調症と睡眠障害はセット🌟
過眠or不眠の睡眠障害にはばまれて「快適な朝」が叶わない人も多くいます。
立ちはだかる不眠でも最恐の一種が、中途覚醒からの早朝覚醒。
2時間おきに目が覚める中で、どーやって朝をときめいて迎えろっつーねん!!
1時間刻みで時計見て空が白んでくる様子を見たときには、ときめき通りこしてげっそり!!
げっそりしすぎて一日中眠かったりする。もうやだ!
「起きるときにぐったりするのが嫌だから、目覚めたくなくて前日から寝られない」
嘘みたいなほんとのはなし。
なんとかしようよこの絶望感。
睡眠をなんとかするのが一番手取り早くはあるのですが、睡眠へのアプローチは体・心・脳すべてをケアする必要があり、「今すぐ眠れるようになる」は困難と言わざるをえないのが実際のとこ!
っていうかずっと眠くて1日中布団にいると、体が疲れないからそりゃー眠気もやってこないね!
そこで私のたどり着いた結論がこちら。
「起きられている時間を楽しく過ごしてれば、睡眠もおのずとなんとかついてくる」
ジェフ・ベソスとかだって4時起きなんだぜ
かつてどう足掻いても体が5時には起きてしまっていた私は、寝坊に憧れていました。
「どうやっても寝坊できない…2時間おきに中途覚醒する中で8時まで寝てるのは地獄だ…人類が巨人に勝つなんて最初から無理だったんだ…!」
みたいな感じになっていました。
朝、誰しもまだ眠りの中にいる気配!足音を殺してトイレに行くのも謎の申し訳なさMAX。
一人暮らしだから誰もいないので、ぬいぐるみとおしゃべりして時間を過ごしていました。(ぬいぐるみを活用したうつヌケハックは来週更新予定!)
そんな中「朝 だるい 過ごし方」でググってたら派生的に見つけたのがこの記事。
えっ。
4時って夜じゃなかったんだ??
その他にも「3時には起きてランニング」といったネット記事も芋づる式に発見します。あ……3時って朝だったんだ……。
そう、世の中には多様な生き方がある。
早朝覚醒で苦しいなら、早朝にそのまま起きてしまうのもアリです。
人によって「朝」のスタートは違います。起きた時間を朝にしたっていいじゃありませんか。
療養中なら昼寝もできるし、テレワークの方も仮眠くらいできるでしょう。最近はパワーナップも推奨されています。
うつ病人は多かれ少なかれ時短での勤務なので、その気になれば休めるチャンスはあるのです。
朝って7時からとかじゃないんだ!!
ならもう怖くない気がする!!!
心機一転Googleマップを開いた私は「公園に散歩して犬でもいたらいいな」と思っていたところ……
ん?
意外と朝っぱらから、お店、あいてるじゃん!!
早朝覚醒したら、6時開店のモーニングに行こう
さてここからが本チャンです。
別にこの記事ではキラキラした朝活をすすめるわけではないんですが、要するにやることといったら朝活みたいなもんです。
だってさ、もったいなくありませんか?
孤独感、絶望感、一人で持て余しているの、つまんなくありません?
早朝覚醒ライフのおすすめは、6時からのモーニングに行くこと。
多くの早朝開店、もしくは24時間営業の飲食店店舗でモーニングを実施しています。(※コロナ禍の自粛で夜間閉店の店舗も多いですね、いまは……)
その中でもコメダ珈琲店はマジでいいんですわ。
なんせドリンク1杯頼めば、モーニングのトーストが0円ですよ。
カフェチェーンの中でも、モーニングで収益を上げているコメダ珈琲店のモーニングのクオリティは高く、モーニングでないと行く価値がないと言われるくらいコメダのモーニングは素晴らしい。
ドリンクにプラス300円とかするモーニングメニューではなく、あくまでもトーストが0円。サラダとかもあるよ!
なお、コーヒーは工場からパックで送られてくるやつを注いで出しているから、コメダのコーヒーはコーヒーじゃなくてコメダって飲み物なんだ!何言ってるかわからない?私も!
散歩がてら、てくてく30分歩いたり。
始発のバスに乗って行ったり。
朝に開いて腰をおろせるお店が、世の中にはあるんです。
で、手帳術とかジャーナリングとかやるとさらにうつヌケ的にGOOD!
苦しい夜を乗り切った朝ぼらけ、楽しいことなんかしちゃいましょ!
朝に「どこか、行く場所がある」という希望
「そんなこと言ったって、だるくてきつくて行けないよ、お金もないし…」
うん……ですよね……痛いほど状況わかります……。
今回の記事でお伝えしたいのは、希望です。
「あれしちゃいけない、これやらなきゃダメ」
そんな世界で生きてたりする、うつ病マンたち。
脳に負荷をかけやすい考え方で、どんどん病んでいってしまう。
ただ、世の中には、いろんな考え方があって、いろんな喜び方楽しみ方がある。
朝、行ってもいい場所がある。
それを知らない人も多いと思って、今日は書いてみました。
たかだか1回450円くらいです。
あなたの楽しめることをぜひ、してください。
これだけ体と心がつらいなか、頑張ってるんです。
楽しい感情をフルに味わう朝のひとときがあっても、朝が前より3時間早くなっても、損じゃない。
イチオシ!夜型生活1周まわった日のルーティーン
夜型生活が1周まわって朝型生活になるの、あなたも経験したことがあると思います。
私は早朝覚醒を逆手に取って、朝型生活に生まれ変わりました。
イチオシのルーティンがこんな感じ!
朝4時 起床。眠いので寝床でうねうねとヨガっぽい動きをして体を起こす
朝5時 シャワーか朝風呂をすませて、YouTubeかAmazonプライム・ビデオでアニメとか見る。深夜に見るのとは別の爽やかさ。朝活ルーティーン公開してるユーチューバーも多いよ!
5時半 SNSをチェックすると意外と朝活マンたちが多くて、元気をもらえる。(noteでも朝活やってるね!)
6時 スマホや本や趣味の道具を持って、モーニングに行く。お店も空いてるし、パンやコーヒーが新鮮でおいしい。朝ごはん作らなくてもOKなので料理の手間も省ける
8時 お店が大丈夫だったら2時間くらい居座ったっていいじゃない。お会計してお店を出る。
9時 洗濯などの家事を済ませて、ちょっと仮眠する。
11時 すっごい適当に昼ごはんを済ませる
19時には眠くなってきて、20時には寝ちゃったりする。
こういう過ごし方だってアリ!!
うつ病になることで、私たちは一度大きなレールから外れたところでさまようことになります。
一般的なルーティーンや営業時間に体がついていけないから、どんどん社会生活が難しくなって心がつらくなっていく。
自分を責める材料がもりもり増えていく。
大丈夫。
早すぎる朝を迎えたあなたを笑顔にしてくれる場所が、世の中にはまだ、残ってる。
明るいテラス席でサクふわトーストかじっていたって、いいじゃない。
うつ病だから、病気療養だから手に入れられる風景、見つけてみませんか?