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#01「不調」

満月が近づくと、調子が悪い

「月の周期と自分の体調が関連しているのではないか」
と気づいたきっかけは”自然の恵み”である。
24時間の船旅を経て行ける小笠原諸島は、綺麗な海と輝く星が(天気が良ければ)毎晩無料で見れる。毎晩のように浜辺に通い、ぼーっとしながら話をする。そんな日々を4日ほど過ごすと、波の動きが毎晩違うことに気づく。

そしてある日は満月。波も荒れている。私の心も荒れている。体調も悪い。生理中である。点と点がつながるような感覚だった。
過去の記録を振り返るとより確信に近づく。
私の調子は周期があるかもしれない。
そして、生理が関連しているかもしれない。…

調べてみると、月と体調の関係を述べている記事は複数あり研究も進んでいるらしい。「満月前症候群」と名前までついているらしい。
2000年前に書かれた中国最古の医学書にも、「人体も月に影響される」と書かれている。月の周期の影響を受ける動物は多くいて、人間も例外ではない。身体の6〜7割が水分でできている人間は、潮の満ち引きと同様に、月の引力に影響を受けているようだ。


書き殴るようになる

調子の浮き沈みがあることに気づいてから3〜4ヶ月は、
とにかく止まらないように、周りに迷惑をかけないように、頑張りすぎていた。その頑張りを報う為に現状起きていることを書き殴って残すようになった。

調子というのは、厳密には、『身体』と『脳』の2つの調子がある。

「身体」の不調

私の場合、『身体』の不調は、
・食欲が旺盛になり、同じものばかりを好む。(じゃがいも)
・とにかく、むくむ。(何かを蓄える方向へいく感覚)
・できものが至る所にできる。
・ずっと朝から晩まで眠い。とにかく眠い。
・けれど、夜になると(考えすぎて頭がぐるぐるして)全然眠れなくなる。
・頭痛がある。
・肩こりはもちろん、身体の緊張や強張りがある。
など

私の場合は、こんなところ。身体が重くなって動きたくなくなる。
朝は目覚めてから身体を起こすまでに、毎日1時間以上かかる。
生理2週間前あたりから、上記の項目が徐々に満たされていって、生理前2〜3日はオールスター、全てが一気に起こる。

これでもまあまあ辛いのだけれど、厄介なのは『脳』の不調である。

「脳」の不調

私の場合、『脳』の不調は、
・1日の中の気持ちのアップダウンが激しくなる。
・ずっと何かが不足しているように感じる。結論を出したいわけではないけれど、その不足要素を言語化できずに気持ちが悪い。
・何を思って、何をキャッチして、何をしたいのかもよくわからない。
・ずっとぐるぐる考えていて脳が休まらない。
・夢をよく見るようになる。それも嫌な気持ちになるような夢。それも現実世界に起きたことと少し関連する形で、朝方3時間くらい、幾つもの夢を経由している。
・仕事が全く進んでいないわけではないけれど、「今日一日で何をつくれたのだろう。時間はたっぷりあったはずなのに、何も残っていないこの感じ。やること考えることが多すぎて何からやっていいものなのかどれから手をつけたらいいのか分からなくて何もやっていない。」と悲観的になる。
・優先順位をつけられない。
・趣味である、野球・映画・ドラマ・読書と色々なものが疎遠になる。
・訳もなく、涙が出てくる。
・心に元気がない。
・目に活力が湧かないくらい、何も楽しくない。
・寝れない。
など

とにかく謎に辛くて、何もできないような日々が、生理前2週間前あたりから生理3日目くらいまでひたすら続く。

私の場合は、「優先順位をつけられないこと」「衝動的な判断が多くなること」「考えすぎて何もできなくなること」が、この期間に助長する。

(続く…)

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